関東地方で3人組の強盗、窃盗事件がつづいている。1月9日(2023年)から神奈川、東京、埼玉、千葉、茨城の5都県にわたる。「きのうは東京都狛江市の住宅で90歳の女性が縛られているが見つかり、死亡が確認されました」と岩田絵里奈アナウンサーが20日のスッキリで伝えた。
きのう千葉県警から警視庁に狛江の住宅が強盗に狙われるかもしれないとの情報提供があり、駆けつけた警察官が結束バンドのようなもので縛られた女性を発見したという。部屋は荒らされていた。
「指示役」がいる可能性も
多摩川沿いの閑静な住宅街で、被害者宅は地下1階、地上2階の2世帯住宅。近くの男性は「お金持ちそうな家で、5、6年前に越して来た」という。
複数犯が押し入る事件が1月9日から14日までの6日間に7件。民家に入った5件は、人が家にいる時、3人組、住民の手足を縛る、ハンマーなどで危害といった共通点がある。元埼玉県警刑事の佐々木成三さんは「高齢者住宅のリストを持ち、そこには住所や名前だけでなく、行動パターンまで記載された可能性が高い」「指示役がいてメンバーを入れ替えながらの可能性もある」と指摘する。実行犯をSNSから闇バイトで集め雇ったことも考えられる。実行犯と指示役が接触しないなら、芋づる式の逮捕はむずかしい。メンバーの誰かが千葉県警に情報を漏らし、警視庁に連絡がいったということか。
優木まおみ(タレント)「闇バイトとか軽い言葉で重い罪にかかわることを実感してほしい。(こんなことが)まかりとおってはいけない。逮捕が重要だ」
気軽になんか、とんでもない。もし初犯でも厳罰に処すべきだろう。
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「1人で家にいる人をどう守るか、ここが一番の問題だ」
司会の加藤浩次「怖いな。本当に関東近県の人たちは気をつけた方がいい」
(あっちゃん)