「10年に1度の寒波」で日本各地はどうなる? (THE TIME,)

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   今日20日(2023年1月)は一年で最も寒い日とされる大寒。それに合わせるよう10年に1度という寒波が日本列島に近づいていて、視聴者が選ぶニュース関心度ランキングでも寒波襲来の話題が関心度62%で一位となっている。今日の「THE TIME,」は寒波が迫り来る日本列島各地の様子をリポートした。

   まずは昨日午前8時頃。岩手県盛岡市でキラキラと宙を舞うのは氷の結晶、ダイヤモンドダスト。昨日の岩手県は観測地点全34カ所で最低気温が氷点下となり、このうち21カ所で今季最低を更新している。日本一寒い北海道陸別町では昨日の最低気温がマイナス27.2度を観測。凍りついたジーンズを地面に立ててみるとしっかり直立する。

  • 「備え」の必要性が指摘されている(写真はイメージ)
    「備え」の必要性が指摘されている(写真はイメージ)
  • 「備え」の必要性が指摘されている(写真はイメージ)

大寒と「シマエナガの日」

   8地点で最低気温が氷点下となった富山県では、昨日午後4時までに路面凍結によるスリップ事故が32件発生している。東京都心も最高気温が9.1度と厳しい寒さとなった。

   寒さが厳しさを増す中、街頭インタビューで聞こえてくるのは「電気代高いです」という嘆きの声。4月以降も大手電力会社5社が28%から45%の値上げ申請をしている。番組では1カ月の電気代が6万5000円を超えた奈良県の5人家族を取材したが、こちらの家庭ではエアコンを切ってもらって、寒かったら上着を着てもらうことで節電に励んでいるという。

   寒さの影響はいつまで続くのか。

「今日から北日本には強烈な寒波が入り始めます。明日にかけて北日本日本海側を中心に雪がどんどん積もります。日曜になると西から雪雲、雨雲がやってきます。月曜には関東など東日本でも天気が崩れます。雨か雪かは直前でも変わりますから週末も最新情報のチェックお願いします。火曜日以降はさらに強烈な寒波がやってきます。西日本でも雪が積もるところが出てきそうですから備えをお願いします」(増田雅昭気象予報士)

   ところで大寒は、番組のオリジナルキャラクターにもなっている「『シマエナガ』の日」。シマエナガは寒いほど羽に空気を入れ膨らむことから制定されている。

   杉山真也アナウンサー「そういえば今日の新聞1面に載ってたね」

   江藤愛アナウンサー「シマエナガちゃん、こっち見て。昨日の朝刊も1面だったよ。すごいね」

   しかし、シマエナガちゃんは「なるほどでーす。じゃーねー」とあっさり引っ込む。

   江藤アナ「冷たいね。照れてるんだね」

   杉山アナ「いつもそう」

(みっちゃん)

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