昨日18日(2023年1月)午前6時半頃、新潟海上保安部に所属する巡視船「えちご」が、新潟県柏崎市沖1.1km地点で座礁し、自力での航行が不可能となった。先週火曜日の1月10日には、海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が山口県周防大島沖で浅瀬に乗り上げ座礁する事故を起こしたばかり。今日19日の「THE TIME,」は相次ぐ座礁に対する視聴者の声を紹介した。
海保「ヒューマンエラーの可能性高い」
当時「えちご」はパトロール中。灯台の明かりが消えているように見えて近づいたところ、浅瀬にのりあげたという。
記者会見での「ヒューマンエラーと考えているか」の質問に新潟海上保安部の小野雄介部長は「まだ調査中ではありますが、その可能性は高い」とコメント。今後、座礁の経緯と船体の状態を調べ、引き上げや曳航の方法を検討するとしている。
「海上自衛隊の護衛艦が座礁したニュースに続いたということでより注目ということです」と司会の安住紳一郎。視聴者からは「自衛隊に続き海保が座礁はみっともない」(60代以上男性)、「国を守る機関の船がこれでは不安で仕方がない」(40代女性)など厳しい声が寄せられている。
安住紳一郎「なかなか厳しい声ですね。確かに船乗りにとってみると座礁というのはかなりプライドが傷つく事故だと思います」
一方、「北朝鮮や中国の脅威に備えるための長時間勤務も要因では」(60代以上男性)といった声も。
安住紳一郎「救急隊員が長時間勤務で横転事故を起こしたが、同じような構造上の問題もあるのではないかという意見も出ています」
(みっちゃん)