帰宅ラッシュさなかのJR博多駅すぐ近くで女性が刺殺されるという衝撃の事件が起きた。事件発生は1月16日(2023年)午後6時15分頃。30代とみられる女性が男に刺され、病院に搬送されたが40分後に死亡が確認。男は逃走中だ。男は30代から50代。黒の上着で包丁のようなものを所持しているという。今日17日の「めざまし8」は現場からの生中継とともに目撃者にもインタビュー、詳細に迫った。
「博多駅が見えていますが、そこから200メートルも離れていないような場所。目の前の歩道も駅の利用者が行き交うような大通りから一本入った路地が、刃物で女性が襲われた場所になります。警察が駆けつけたところ歩道と車道の間くらいのところで女性が仰向けに倒れているのが発見されました。かなり広い範囲で血だまりができていて、事件と関係あるのかわかりませんが、血を踏んだような足跡も残されています」(田中良幸情報キャスター)
「悲鳴がして振り向いたら...」
番組では目撃者にも話を聞いた。
「通りかかった時後ろで事件が起きた。悲鳴がして振り向いたら、男が乗りかかるようにして何かを振り下ろしていた。近くの会社員が静止するような声をかけていたが、意に解さず10回近くやっていた。聞いたのは『ギャー』という声で、男のほうはまったく無言。(その後)ほぼ歩きみたいで普通にスタスタと立ち去った。刃物かどうかわからないが、折り畳み傘みたいな長ものは持っていた」(事件の目撃者)
近くの飲食店関係者は「事件発生後、警察がパトロールし、サイレンも聞こえた。(事件現場の路地は)駅前なんですけれど、あまり人は通らない」と語る。
佐々木成三(元埼玉県警捜査一課)「駅前でかなり人通りが多い。そのような中で捕まらないということより、最後まで自分の犯行をやりとげる。持っていた凶器を考えると悪質卑劣な犯行。駅前なので防犯カメラが多い。犯人の顔は撮れていると思う。証拠は多いので特定は早くできるのではないかと思う。(怨恨か通り魔かについては)『前足』といいますが、犯行前の映像が撮れていると思う、女性の後を追いかけているのか、誰でもいいから女性を目で追いかけているかでもわかる。女性にトラブルがあったのかでも怨恨か通り魔か明らかになる」
立岩陽一郎(ジャーナリスト)「警察に相談していたという一部の報道があるが、狙われた時に女性本人が守るのは無理。警察が密着して守るのも無理なので、どう守るのか考えないといけない。犯人の確保が大事。自暴自棄になったり自分の命を奪うことになったりしないよう逮捕して解決してほしい」
サヘル・ローズ(タレント)「目撃された方の心情を考えると心理的・精神的苦痛のケアも大事。博多の方も不安に駆られている方も多い」
佐々木成三「まずは早期逮捕ですね。威信をかけて逮捕をめざしていると思います」
(みっちゃん)