先週末の大学入試「共通テスト」に「クマムシ」に関する問題が出た。「まさかの事態」に、調子がくるって、実力を発揮できなかった人もいるのでは、と話題になっている。
問題は「クマムシ」に関する英文を読んで、プレゼンテーションのスライドを完成させる、というもの。クマムシの断面図が描かれた問題に、SNSでは「まさかのクマムシ」「マニアック過ぎる」。
「脳内で再生されて...」
なかには、「摩擦で指先あったかいんだからあ」「特別なスープをあなたに」といった、漫才コンビのクマムシお得意の場面を思い出して、「あったかいんだからあ、って歌ったら試験時間終わってた」との書き込みも。
「脳内で再生されて調子狂った人。オレ以外にも絶対いる」。
本領を発揮できなかった人も続出したか?
この事態に、クマムシの長谷川俊輔さんもSNSで反応した。
「みんな一瞬、脳裏に『あったかいんだからあ♪』がよぎってしまう事案が発生した模様」
「ほんとに申し訳ない!!!!」
富山県の魚津水族館では、「さかなクン」ならぬ、人呼んで「カエルくん」が新登場した。
自作の「カエルの帽子」に「カエルの白衣」で登場したのは、小学5年生の中西瑠(き=火へんに皇)斗くん。カエルの知識が、半端ない。
「このカエルちょっと似ているよね。でも目の色違うやろ」。
小学一年生の時、モリアオガエルを見つけて、魅力にはまった。自宅の座敷は、カエルの研究記録だらけ。
「カエルの骨はどういう骨なのかな?と思って調べました」
「(ヒトの骨との)違いは少なかったです」
「カエルにないのが、鎖骨と肋骨」。骨格標本まで作ってしまった。
「カエルくん」の将来の夢は、「自分で水族館を建てて、そこの学芸員になりたいです」
カエルくんの研究が「カエルの未来」を変えるかも。
(栄)