ダイオウイカにリュウグウノツカイ、ボラ大群... 海に異変?「めざまし8」で論議

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   今日16日(2023年1月)の「めざまし8」は、全国各地の海で目撃されている異変の数々をトップニュースで取り上げた。最初に紹介するのは14日の静岡県浜松市の様子。多くの鳥が群れている漁港近くの川面をよく見ると、そこには体長30センチほどのボラの大群が。

   冬から春にかけ、温かい水を求めて川にさかのぼるボラだが、撮影者は「普段はたまに魚が泳いでいたりと結構静か。何か起きるのかと正直思ったりもしましたね」と語る。新潟市水族館マリンピア日本海の野村卓之館長も「自然な状態ですとある程度群れを作ってまとまって泳いだりするが、あれはちょっと異常。あのサイズで一箇所に集まるのは異常な光景」という。ボラの大群は名古屋市内の川でも確認されている。

  • 海で目撃されている「異変」とは(写真はイメージ)
    海で目撃されている「異変」とは(写真はイメージ)
  • 海で目撃されている「異変」とは(写真はイメージ)

ホシフグが大量に打ち上げられる例も

   一方、新潟県村上市の海水浴場には、およそ1キロにわたってホシフグが大量に打ち上げられている。深いところを泳ぐ体長15センチから20センチのフグで、地元の漁協によると、普段は全く見ないという。ホシフグは毒を持っているため、県などは死骸に触れたり食べたりしないようによびかけているが、ホシフグは山形県や秋田県などでも確認されていて、山形県は13日までに約5万匹が回収されている。

   珍しい海の生き物は、宮城県女川町ではキタオットセイが目撃されているほか、神奈川県茅ヶ崎市では深海魚のリュウグウノツカイが砂浜に打ち上げられている。SNSでは「リュウグウノツカイを見つけると幸せが訪れると聞いたことがあります」「大地震の前触れではありませんように」と話題に。

「リュウグウノツカイが普段食べているオキアミやサクラエビが海水面近くに上がってきている。それを追って深海の魚たちが海面近くに上がってくる」(アジア動物医療研究センター パンク町田センター長)

   今月12日には富山市で赤いダイオウイカも撮影されている。ダイオウイカは15日にも鳥取県岩美町に打ち上げられた他、6日には兵庫県豊岡市でも泳いでいる姿が確認されている。パンク町田氏によるとダイオウイカは餌を求めて浅瀬まで移動した可能性があるという。

   橋下徹「気候変動が原因だったら、海洋国家の日本は影響が大きい」

   井上咲楽(タレント)「気候変動となると、人間が汚した海で生きている生物たちが、先に犠牲になるのは心が痛い」

   古市憲寿(社会学者・作家)「(気候変動が原因かどうか)厳密に言うとわからないじゃないですか。子供のころ深海魚大好きだったが、今はYouTubeでもなんでも見られる。秘密でもなんでもないので逆に興味を失った」

   永島優美アナウンサー「珍しい生き物みると近づきたくなるじゃないですか。ホシフグとかは毒を持ってるので気をつけないと」

(みっちゃん)

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