YMO高橋幸宏さん死去 「当時、如何に斬新だったか」石原良純流の表現

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   16日(2023年1月)の「モーニングショー」のトップニュースは、「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」の高橋幸宏さんの訃報。「脳腫瘍の併発による誤嚥性肺炎のために亡くなりました。70歳でした」と司会の羽鳥慎一が伝えた。

   「ライディーン」や「君に、胸キュン。」などヒット曲を作曲し、ファッションデザインや俳優業など幅広い分野で多彩な才能を発揮した高橋さん。番組は、1980年代のテクノブームを巻き起こしたYMOの軌跡をたどり、高橋さんのインタビューをVTRで振り返った。

  • 高橋幸宏さんの訃報に相次いで追悼の声が寄せられている(写真はイメージ)
    高橋幸宏さんの訃報に相次いで追悼の声が寄せられている(写真はイメージ)
  • 高橋幸宏さんの訃報に相次いで追悼の声が寄せられている(写真はイメージ)

羽鳥慎一「すごいですよね」

   高橋さんが脳腫瘍の手術を受けたことを公表したのは2020年8月。21年6月には自身のSNSで「今日、定期健診。まんまと嫌な予感が当たり、僕はまた別の治療始めます」と明かし、「まだ負けられない、前を向いてね」と記していたという。所属事務所によると、22年11月から自宅で療養していたが、年末から容態が悪化し、今月11日に自宅で亡くなったということだ。

   YMOのメンバー・坂本龍一さんは、高橋さんの訃報に自身のSNSを更新。追悼の意を示すように、コメントを付けず、グレー一色の画像を投稿した。

   羽鳥「まずは音楽が非常に斬新でしたね」

   石原良純(気象予報士、タレント)「斬新というか、YMOという名前、衣装、ワールドツアー...。全部、僕らが知らないものだった。テクノカットの髪型にしたって」

   羽鳥「そうですね。みんなもみあげなくなりましたもんね」

   「ライディーン」のミュージックビデオを見ながら、語っていた羽鳥と石原。忍法「分身の術」がごとくの映像や、まるで異次元か宇宙空間にいるかのような映像に、羽鳥が「すごいですよね」と一言。石原は「昔はブレたと思って、テレビが壊れたってブラウン管を叩いていたんですから」とその新しさを表現した。

   山口真由(信州大学特任教授)は、アメリカの音楽番組に出演した時の高橋さんについてコメント。「衝撃でした。アメリカに迎合するでもなく、敵意によってカウンターカルチャーを作るでもなく、すごく短い言葉で淡々と答えていて、日本でインタビュー受ける時と全く変わらないんです。黒でも白でもないイエロー・マジックという形で作ったということですが、超然とした姿勢でこういう風に世界に評価された日本人アーティストってほかにいないのではないでしょうか」

(ピノコ)

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