参議院議員に当選したのに一回も国会に現れないNHK党のガーシー議員に、13日(2023年1月)の「スッキリ」で批判が噴出した。暴露系ユーチューバーだったガーシー議員に名誉を傷つけられたとして著名人ら複数が告訴、警視庁は暴力行為等処罰法違反や威力業務妨害の疑いで動画サイトの関係先を家宅捜索し、本人に事情聴取を求めていた。
加藤浩次「議員になってるんだから...」
ガーシー議員がきのうSNSで「3月上旬に帰国」して聴取に応じると語った。それにしても、国会議員には毎月129万4000円の給与と6月と12月に約300万円のボーナス、さらに毎月100万円の調査研究広報費が出ている。「税金をどうしてくれる? 何をやっているんだ?」という怒りの声が上がった。
司会の加藤浩次「国会に出ないことを『待っとけや』というが、議員になってるんだからちゃんと出ろって話ですよ」
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「まったくそうです。国会に来るのは義務じゃないですか。NHK党の立花党首がデビューを手配したいというのもおかしい。何を言っているんですか、こんなの」「国会議員に最低限のものは必要で、こういう者は許してはいけない。国会も自浄能力、ケジメをつけないといけない」
ナヲ(タレント)「半年間国会に来ないで130万円のお給料やボーナスとは、普通の会社なら解雇。税金なのに」
帰国が3月という理由として、菊地幸夫弁護士は「帰国しないとパスポートの返還命令の可能性があり、従わなければ不法滞在で強制送還される」「暴力行為等処罰法違反で実刑を避けたい」の思惑があるのではないかと指摘する。
小澤征悦(俳優)「3月帰国は保身で、結局は自分の身を守るために帰ってくるだけかと思ってしまう」
橋本「投票した人にも責任があります」
本人、国会、有権者、それぞれの責任が問われる。
(あっちゃん)