<1年前のワイドショー>雪への脆弱性 どこまで教訓生かせたか

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   <1年前のワイドショー>昨(2022)年は年明け早々の6日、東京都心で大雪となり、首都高速が通行止めになるなど、大きな影響が出ました。

   (J-CAST)ワイドショー通信簿の「東京も『めっちゃ雪』 香川照之『大変でしたよ』のワケ」(2022年1月7日、TBS系「THE TIME,」)には、「めっちゃ雪」というワードがSNSでバズったワードランキングの1位だったとあります。都心は積雪10センチに達し、4年ぶりの大雪警報が発表されました。

  • 雪への備えも大切
    雪への備えも大切
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冬用タイヤの準備は?

   SNSには雪化粧をした東京タワーや雷門などの風景写真が続々投稿されました。スリップや転倒事故も多発し、都内では9歳から97歳の男女52人が路面凍結による転倒で救急搬送されたとあります。この日(7日)早朝6時前の東京の気温は、マイナス3.3度となり、青森のマイナス2.4度より冷え込んでいたようです。

   「『雪道でノーマルタイヤ』こんなに危ない(略)」(同7日、フジテレビ系「めざまし8」)は、番組が真っ白になった都心の様子をヘリの中継映像で伝えたとあります。東京・杉並区、国会議事堂、JR渋谷駅前、宮下公園周辺、箱根湯本駅前など、各地にリポーターを向かわせ、まさに『総力取材』の様相だったようです。

   都会の雪の弱さについて、交通事故鑑定人の中島博史氏は「冬用タイヤを準備していない人が相当いる。雪道をノーマルタイヤで走るのは、傾いたスケートリンクを歩くのと同じ。四輪駆動でも動けなくなる」とコメントしていました。また鉄道ジャーナリストの梅原淳氏は「鉄道はもともと雪には弱い。雪国では雪かきがついていたり、線路にヒーターがあったりするが、都会ではコスト的に合わない」と指摘した、とあります。

   「東京『大雪』大騒動 長嶋一茂『雪国の人からしたら(略)』」(同7日、テレビ朝日系「モーニングショー」)も、神奈川・箱根から生中継した齋藤寿幸リポーターが「雪で動けなくなった車が、そのまま道に停まっています。スタッドレスでも事故を起こしている車もありました」と報告したと伝えています。

   長嶋一茂さん(スポーツキャスター)は「雪国の人からしたら、このニュースは『なんじゃらほい』ということでしょうが、都会は不慣れですね。個人的には、久しぶりには白いものが降ってきて気持ちがよかった」。また、玉川徹さん(テレビ朝日社員)は「僕は東北出身なので、(雪の上の)歩き方は体に染みついているのかなと思っていましたが、きのう滑りました。長く雪国にいないと忘れちゃうんですね」。

   昨年末(2022)は北陸や東北など日本海を中心に豪雪となりました。気候変動は世界各地で起きています。都心でも、雪になった時の教訓を忘れずにいたいものです。

(コムギ)

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