1月5日、2023年最初の「あさイチ」(NHK総合)は恒例の朝ドラ受けから始まった。
直前に放送された連続テレビ小説「舞いあがれ!」は、他社から引き抜かれた「株式会社IWAKURA」の社員・結城章(葵揚)が、大口受注へとつながるネジの試作品を完成させたタイミングで涙をこらえながら浩太(高橋克典)たちのもとを去っていく――という悲しい展開だった。
この別れのシーンにしんみりとするキャスター陣。そんな中、博多大吉キャスターは浩太とお好み焼き屋「うめづ」の主人・勝(山口智充)の会話に注目。2人が「漫才コンビを組もうか」と冗談ぽく話していたくだりについて相方・華丸キャスターに質問した。
博多大吉「徹底してますね」
大吉「どうです?後輩コンビ『うめづいわくら』」
華丸「あれは売れるね」
大吉「売れる。もう、お父さんに華があるから」
華丸「お好み焼き屋の大将にもモノマネありますからね」
大吉「単独ライブ完売するタイプのコンビだと思います」
この会話でスタジオの空気は一変、笑い声が響いた。
この日の番組は、埼玉を特集。映画『翔んで埼玉』(2019年公開)に出演した加藤諒さんが「実は、『翔んで埼玉』がきっかけで、トンデもないグルメが生まれたんです。もう、タマげましたー!」と紹介したのは、二階堂ふみさん演じる東京都民・壇ノ浦百美の「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」というセリフから生まれた「そこらへんの草」グルメのブーム。
埼玉では今、「そこらへんの草バーガープレート」や「そこらへんの草ピッツァ」、「そこらへんの草カレー」など次々と野菜を使った名物メニューが生まれているというのだ。
加藤さんは、このブームのきっかけ「そこらへんの草天丼」を作った春日部市内のスーパーの総菜部部長・河内みどりさんを取材。緑色のジャージで現れた河内さんにその誕生秘話を聞いた。
スタジオで話題となったのは、河内さんの存在感。もう1人のゲスト・木村佳乃さんは「あのジャージはどこで買ったんでしょうね。全身、緑」と興味津々。
大吉「お名前もみどりさんで。徹底してますね」
木村さん「靴下が何色だったか気になりますね」
(ピノコ)