NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」1月5日(2023年)放送回。舞(福原遥)は久しぶりに柏木(目黒蓮)と電話で話をする。不景気ゆえに実家の工場を手伝っていることを伝えると、柏木からパイロットになるのか?と尋ねられる。柏木との会話で複雑な心境になってしまう舞。(ネタバレあり)
一方、イワクラの工場では新たな大口発注が見込めそうな太陽光発電機に使うネジの試作品を結城章(葵揚)が手がけた。上出来の試作品に、浩太(高橋克典)と笠巻(古舘寛治)らは喜ぶ。そして試験の結果、新しく発注が決定。浩太と社員全員が喜び、会社に光が差したように見えた。
デッカイ置き土産を...
ところが、そのグッドニュースの直後、結城が退職願を出す。この場面、いつ来るのか、はたまた来ないのかと思っていたが、やはり決めたのかと頷いた。
若くてチャラチャラしていたあきら兄ちゃんが、立派になって新しい希望のネジを開発。すばらしい成長である。しかし次のフェーズへと旅立つことを決めた。生活のためとはいえ辛い決断であったろうに。
あっぱれなのは、デッカイ置き土産まで残してイワクラを去っていくのだ。結城なりのイワクラの救い方だったのだろうね。なんてカッコよく正義の味方のような去り方なのでしょう。
そして浩太も、結城を引き留めずに笑顔で見送った。さぞかし惜しい人材だったろうし、親のような気持ちだろうね。しかし2人とも清々しい気持ちで前を向けそうな別れ方であった。この場面はネットでも「腕のいい職人さんを失うのはIWAKURAにとって辛いな」「お父ちゃんは優しい対応だなぁ」「あきら兄ちゃんの決断も理解できるわー」などの反響が。
大きな穴が空いてしまうようなイワクラだが、浩太と笠間の2人がまた再興してくれると信じたい。悠人(横山裕)のこともあるし問題山積みだが、浩太がんばれ!
(Y・U)