「きょうの一面はマグロの初競りについてです」と、5日(2023年1月)のスッキリで森圭介アナウンサーが午前5時から東京豊洲の模様を取り上げた。最高値がついたのは212キロの大間マグロで3604万円だった。
「縁起ものですもの」
どーんと横たわる大マグロの前で阿部祐二リポーターが「今年もマグロからいくぞ」と声を張り上げた。「すし8000カンができるそうです。元は取れないがご祝儀相場」ということらしい。去年の最高値は1688万円、過去最高値は2019年の3億3360万円。
マグロの初競りが注目されたのは、2000年のNHK朝ドラの舞台に選ばれてからという。それ以降、「大間マグロ」を漁協が商標登録してブランド化、東日本大震災からの復興への思いから景気よく、の気概も働いた。外資系との競り合い激化の事情もある。流通ジャーナリストの西川立一さんは「テレビCMで大々的に宣伝するよりずっと安い」という。
司会の加藤浩次「コロナから抑え気味だったのが、今年はちょっとご祝儀がのっかったんですね」
最高値の大マグロは「銀座おのでら」本店の回転ずしなどで午後1時からトロ&赤身セットで1040円、1人1皿で限定販売されるそうだ。
加藤「縁起ものですもの、食べたいですね」
(あっちゃん)