2023年1月スタートの火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)。広瀬すず×永瀬廉のラブストーリー。正直言うとそれだけではあまりそそられない。ベッピンさんとイケメンさんのイチャイチャを見せられて何が楽しいのか、と。が、脚本が北川悦吏子ときけば話は別だ。何かやらかしてくれるのではないかと、ドラマ以外のところで一気に期待が高まった。
「silent」の目黒蓮に続き...
北川悦吏子といえば、これまでにもいろいろやらかしてくれている。たとえば、2010年4月期ドラマ「素直になれなくて」(フジテレビ系)でのこと。当時急速にユーザーが増えたTwitterにいち早く注目、ドラマの中でコミュニケーションツールとして使われたが、その使い方が「???」で、「これってTwitterでなくても成立するドラマなんじゃ......」とブーイングの嵐。いわゆる炎上というやつで、それを受けて、北川先生がまさかの逆ギレで反論するなど、ドラマよりもそっちの話題が盛り上がったように記憶する。
朝ドラ「半分、青い。」でも、有名なカメラマンの名前『ブロードビーン』が、実は娘の名前(の一部英訳)など、たびたび炎上させている。
今回も情報解禁前にドラマ情報を一時掲載し、ドラマが始まってもいないのに早くもボヤ騒ぎを起こしている。逆をいえば、それだけ注目されていることの証でもあるが......。「素直になれなくて」当時はツイッター初心者だったとしても、あれから10年以上も経っている。にも関わらず、未だに「炎上上等」でやっているところがブレないというか......。
このドラマに期待するのは、他にもうひとつ。NHK朝ドラ「おかえりモネ」でヒロインの相手役かとおもいきや、ただの噛ませ犬だったキンプリ永瀬廉の名誉回復だ。「silent」(フジテレビ系)の目黒蓮に続き、世の女性たちをキュンキュンさせていただきたい。
(大熊猫)