NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」。2023年はどんな展開に?
22年暮れには、思い切った先行投資の影響で苦境にたった、舞(福原遥)の父・浩太(高橋克典)は心労から一時入院してしまった。
今後の展開で気になるのは、その後の岩倉家がどうやって協力しあって元気になっていくのか。家族という人間関係がどのように変化して、朝ドラ風のハッピーな展開になっていくのかである。
一太、貴司の「逆襲」も?
そこで期待するのは、舞の祖母、五島の祥子(高畑淳子)。厳しくも愛情たっぷりの発言や助言が、物語を引き締めてくれますように。日本を元気にするような涙も笑いもたっぷりあるといいな。
気になるのはもちろん舞と柏木(目黒蓮)との恋愛の行方だ。航空学校時代の序盤は、舞が真面目過ぎ、ピュアすぎで、危なっかしいと思っていたのが、柏木の初告白以降は、柏木の「とんちんかん」な発言や振る舞いのほうが気になっている。
目黒蓮くんのチャーミングな笑顔が増えていいんだけど...。しかし大丈夫か柏木? 最近では舞の方がひと皮もふた皮も向けちゃって成長しているぞ。元のスマート路線に軌道修正してジャンプアップしてほしい。そしてぐいぐいと舞を引っ張ってほしい。
おや?そう考えると柏木は果たしてガツンと「オトメゴゴロ」をつかめるのか? 五島の幼なじみの一太(若林元太)だって、岩倉家となりのお好み焼き屋「梅津」の息子・貴司(赤楚衛二)だって、幼いころからずっと舞のことが好きだったわけだから...。いや、朝ドラは、ぶっといレールを外すようなシナリオにはならないであろう。舞と柏木が蛇行しながら2人の恋愛を育んでいく様子を老婆心で見守りたい。
(Y・U)