大雪クリスマス2題 壊された物流網とゼレンスキーの勇気(THE TIME,)

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   今年のクリスマス寒波は、物流網を破壊、ケーキの材料や子供たちの足まで通せんぼ、した。一方で、ウクライナ大統領らのメッセージは、人々の心をさらに強くした。26日(2022年12月)の「THE TIME,」が伝えた。

新潟・柏崎「ケーキの材料が届かない」

   新潟県柏崎市のガソリンスタンドは昨日25日、先週から停電が続いている。「ガソリンや灯油がない状態の方が、けっこういらっしゃって、われわれも想定して、量を多くとっていたが、なくなってしまうくらい、需要が高まっちゃって。供給できる量をキャパオーバーした部分もあった」。大雪に見舞われた石川県野々市市では23日、運送会社のトラックが、雪のため営業所から動けない状態になった。新潟県三条市では、スーパーの棚から食料品がなくなるなど、物流に大きな影響が出た。

   同県柏崎市では昨日、菓子店の担当者が、「ケーキの材料が届かなくて、なかなか作れなかった。原材料のペーストですとか(が届かず)、イチゴは確保できていたんですけれど、この雪ですから、お客さんも(家から)なかなか出られなくて、ケーキのキャンセルもありました」。日本海側の雪は、きょうまで続く見通しだ。

   一方で、世界に向け、2つのメッセージが発せられた。

   フランシスコ・ローマ教皇は、「戦争が飢餓を引き起こし、食糧を武器にすることが、苦しんでいる人々への分配を妨げている」と訴え、無意味な戦争をただちに終わらせるよう求めた。

   ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、「ロシアのミサイルも我々の心は傷つけられない。今年も同じように祝い、笑顔で喜びを分かち合おう」。

(栄)

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