「りくりゅうペア」 全日本欠場の理由はロストバゲージ この冬注意が必要なワケ(モーニングショー)

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   司会の羽鳥慎一が「ちょっとビックリしました」と切り出したのは、12月22日に行われたフィギュアスケート全日本選手権の話題。羽鳥は「グランプリファイナル、ペアで日本勢として初めて優勝した三浦璃久・木原龍一の"りくりゅう"ペアが全日本選手権を欠場します。理由は、練習拠点にしているカナダからの移動で、スケート靴や衣装などが入った荷物がロストバゲージ、いわゆる"ロスバゲ"にあってしまったということです」と伝えた。理由は「荷物の紛失(ロストバゲージ)」。

  • この冬は「ロスバケ」に注意が必要という(写真はイメージ)
    この冬は「ロスバケ」に注意が必要という(写真はイメージ)
  • この冬は「ロスバケ」に注意が必要という(写真はイメージ)

航空会社の人出不足も影響か

   りくりゅうペアはカナダ・バンクーバーから日本に向かっていたが、雪による飛行機の遅延により開会式に間に合わなかった。それでも木原選手はバンクーバーから「試合には間に合うように向かっています」とSNSで報告していた。2人は12月22日、日本に到着して会場入りしたが、試合は欠場。預けていた荷物が紛失するロスバゲのため、靴や衣装が届かなかったためだ。

   実は、この冬は特にロストバゲージに注意が必要だという。

   元国際線キャビンアテンダントの松尾和枝さんによると「航空会社がコロナ禍で人員を減らしていて人手不足になっていて、ミスが起きやすい状況にあります」という。松尾さんが指摘する予防策は、頑丈なネームタグを見やすい場所につけておく、以前に搭乗した時のタグを外しておく。またロスバゲした際に説明しやすいように荷物の写真を撮っておくことも大切だという。スマートタグを荷物の中に入れておくのもよいそうだ。それでも、もしロスバゲに遭ったときに備え、貴重品や必需品、すぐに使うものは機内に持ち込むべきだという。

   海外公演で航空機を利用する機会が多いバイオリニストの廣津留すみれは「私はとにかくシールをすぐにはがしています。バーコードが残っていると、機械が読み取ってどこに行ってしまうかわからないので。到着したらすぐバーコードをはがすことと、ネームタグはつけています」と話す。

   羽鳥が「カッコいいからといって、シールをはがさない人いるじゃないですか」と応じると、廣津留は「私も昔はそのタイプだったんですけど、アメリカにいた時に国内線に良く乗っていたのですが、友達に"外しておかないと本当にヤバいよ"って言われて、外すようにしています」と付け加えた。

   スポーツコメンテーターの長島一茂も「僕も着いたらすぐにシールをはがしています。人為的ミスと機械的ミスがあるから、バーコードはすぐにはがす。タグもすぐに取る。さらにチェックインカウンターで荷物を預けるときも、係員が重さを測ってシールを貼るまでちゃんと見てから離れるようにしてる」と話した。

   羽鳥に「バイオリンはどうするんですか?」と問われた廣津留は「バイオリンは絶対持ち込みます。国際線は厳しい航空会社の場合、一席分買って座席に置きます。バイオリン料金というのがあるんです。チェリストの人の中には"ミス・チェロ"という名前でチェロの席を取る人もいる。値段はまちまちで、1万円というところももっと高いところもある」と話した。

   羽鳥は「年末年始、飛行機に乗る方も多いと思います。急激な航空機需要の回復でミスが起きやすくなっている可能性もあるということですので、ロストバゲージにはいつも以上にお気をつけください。シールを貼っている人はすぐにはがしてください」とまとめた。

(バルバス)

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