ウクライナのゼレンスキー大統領が米国を電撃訪問した。ホワイトハウスでバイデン大統領と日本時間けさ午前4時すぎに行われたトップ会談と共同会見の模様を、スッキリは森圭介アナウンサーが22日(2022年12月)、「けさの一面」トップニュースとして伝えた。「ウクライナの人々は世界に勇気を与え続けている」とバイデン大統領は称え、防空能力の強化など軍事援助の継続を約束した。
森圭介アナ「直接出向くことで...」
新たに米国が発表した軍事支援2400億円相当の軸は、地対空ミサイル「パトリオット」の供与。ロシアによる民間施設までも無差別に破壊する攻撃を防ぐための最新システムだ。
ゼレンスキー大統領にとっては2月のロシア侵攻後初の外国訪問だった。戦争中の最高首脳が外国に出るのは、攻撃されるリスクがあるため、きわめて稀。「直接出向くことで、さらなる協力を得たいということですね」と、森アナウンサーがコメンテーターのモーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)に問いかけた。
モーリー「バイデン大統領から確固たる支援を得られたのは大きい。米国民の一部に巨額の援助に疑問の声があり、支援疲れも起きるなかで『民主主義を守る戦い』の意義を米国議会と国民にアピールしたかったのだろう」
米議会下院は共和党優勢の議席配分になる。共和党内にある財政支出が多すぎるとの主張をけん制した形だ。「一方のプーチン大統領は米国とウクライナの結束が揺るがないのを目の当たりにして、核をちらつかせている」とモーリーは指摘した。
森アナ「ゼレンスキー大統領は継続的支援を訴えています」
支援対脅し・侵略の米ロ対決はどこにいきつくのだろうか。
(あっちゃん)