「現状を取材しました」と22日(2022年12月)のスッキリ岩田絵里奈アナウンサーが切り出したのは、新潟県の記録的大雪による停電被害だ。降り始めから4日目の今も長岡500、柏崎1500、佐渡市2100戸の住宅で電気が止まっている。
「「見てください。このあたり...」
きのう夜、長岡市内の停電地域にいる阿部祐二リポーターが「見てください。このあたり、信号が点灯しておりません」と指さした。住民は風呂を電気で沸かすため入れず、スマホは「電気が残り8%、電話連絡もできない」と困惑、石油ストーブのある部屋に家族が集まって暖をとる。夜は懐中電灯やローソクに頼る状態だ。
倒木で電線が切れることによる停電が多発している。長岡市の阿部リポーター「けさは4日ぶりに電気が通ったお宅があるかと思えば、まだ電気が来ないお宅もある。このあたりで200数十カ所の倒木があり、そこに複数の配電線が通っているためだそうです」
司会の加藤浩次「いたるところで電線が切れたり倒れたりしているということですね」
気象予報士の藤富郷によると、きょうは暖かい空気が流れ込んだので広い範囲で雨の予報だが、そのうしろに控える寒気が今夜から入り、北陸だけでなく西日本も四国や九州北部まで雪の可能性が高い。「今回の寒気はクリスマス寒波といえるぐらい強く、期間も長いそうだ。
加藤「雨は排水できるけど、雪は(積もるから)たいへんだと思います」
気象庁は「きょう22日夕から26日にかけて、日本海側を長時間にわたり大雪の所もある」と予想、国土交通省は不要不急の外出をひかえるようによびかけている。
(あっちゃん)