ドラマ「科捜研の女 2022」(テレビ朝日系)最終回が12月20日に放送され、卒業した橋口呂太(渡部秀さん)の「再登場」に、作品ファンが沸き立った。(ネタバレあり)
物理学者の古久沢明(石黒賢さん)が「熱音響冷却装置」を使って殺人を犯したことを証明するため、榊マリコ(沢口靖子さん)がわざと明の罠にかかったことで、明を逮捕することができた。
「この手紙が私のお守りだった」
事件解決後、土門薫(内藤剛志さん)がマリコに「あんな危ない真似までして...いつも思うが、あんなことして、怖くないのか」とたずねると、マリコは「今回はこれのおかげ」と、文科省の科学教育官になった呂太から届いた手紙を取り出した。
呂太の回想の映像とともに、マリコの口から
「小学生と一緒に氷の花を咲かせた」
「それを見た時の『すごい』『何で?』『もっと知りたい』に共感しながら、一緒に進みたいって思ったんだ。いつか子供たちの『もっと知りたい』が進化して、僕の理解を追い越したとしても、その時の気持ちだけは持って進化していってほしい」
「その先にきっと明るい未来があるはずだから」
と書かれていたことが紹介された。映された手紙は「じゃあまたね」の言葉で締められていた。
マリコは「この手紙が私のお守りだった」と笑顔を見せたのだった。
呂太は今作の1話(10月18日放送)をもって、回想とマリコの説明セリフで卒業となり、ファンから悲しむ声が相次いでいた。
手紙という形ではあるが、最終話で呂太自身の言葉が聞けたことで、ツイッターなどでは
「わー!!呂太くんーー!!あまりにも不意打ちに映るから...叫んだ」
「最後に呂太くんの手紙が出てきてよかった...マリコさんのお守りになってたんだ...」
「まさかの呂太君が最後に絡んでくるとは思わなかった。いいサプライズでした!」
と、喜びの声が上がった。
(TT)