劇作家からの性被害訴える劇団員女性がオンライン会見 永島優美アナ「本当に胸が苦しくなります」

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   劇団主宰の劇作家で、原発誘致から事故までを描いた「福島三部作」での受賞歴もある谷賢一さん(40歳)からセクハラを受け続けたと所属俳優の大内彩加さん(29歳)がネットに投稿し、福島をテーマにした新作の公演が中止になった問題を、けさ21日(2022年12月)の「めざまし8」は詳しく伝えた。

  • フジテレビサイトの「めざまし8」番組ページより
    フジテレビサイトの「めざまし8」番組ページより
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劇作家はホームページで「事実無根」主張

   大内さんと弁護士らは20日にオンライン会見し、大内さんは具体的な事例を挙げながら性被害を訴えた。550万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことも明かした。

   番組は、オンライン会見の内容も紹介しつつ、訴状をもとに、谷さんが行ったとする性加害などの内容について、パネルで「日常的に胸など体を触った」「卑猥な言葉をかけた」「自宅に上がり込み性行為を強要」「(セクハラ行為などがなくなってからは)パワハラが激しくなった」と4点にまとめた。

   谷さんは自身のホームページ(15日付)で、大内さんのネット投稿に対し、「事実無根および悪意のある誇張に満ちており、受け入れられるものではありません」と強く否定している。「司法の場で争う所存です」「れっきとした名誉棄損であり、私がいま準備している公演のためにも、看過することができません」「取り下げていただくまで戦う覚悟でおります」ともしている。

   公演予定だった芝居「家を壊す―他、短編―」は、原発事故で放置された自宅を壊すか残すかで揺れる家族を描いた2部構成で、南果歩さんが主演だった。南さんは「公演中止は残念でなりませんが、しかし、勇気を持って実名で告発した方の心情を思うと、本当にいたたまれません」とインスタグラムで投稿している。

   司会の谷原章介「僕も実は谷賢一さんと舞台でご一緒したことがあります」「2、3度、舞台のけいこ場でお会いしたんですけど、とてもそんな方には、その時は全然そんな印象は持ちませんでした。ただ、具体的な女性からの主張がありますので、事実だとすると許せないことですよね」

   司会の永島優美アナ「この4年間、どれだけつらく怖い思いをされてきたんだろうと、本当に胸が苦しくなります」

   「めざまし8」は裁判の行方を追いかけていくという。

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