新潟の大雪現地リポート 加藤浩次「危険な状況ですね」

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   新潟県の記録的な大雪。車が長時間立ち往生し「停電のために亡くなる方も出ました」と、21日(2022年12月)のスッキリで森圭介アナウンサーが豪雪の実状を伝えた。

   けさにかけ新潟県内では9000世帯近くが停電し、柏崎市の停電地域に住む女性(27)が自宅前の雪に埋もれた車の中で死亡していた。車内で暖をとろうとして、マフラーからの排気により一酸化炭素中毒が原因らしい。

  • 大雪に警戒を(写真はイメージ)
    大雪に警戒を(写真はイメージ)
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車の立ち往生も

   立ち往生は、おとといから断続的に。柏崎市の国道8号はおととい午前9時40分ごろから22キロなど。

   トラック運転手は「ずっと動かない。ずっと除雪しているんじゃないですか」「この降り方は尋常じゃない。どうにもならない」「いつ動くかわからないので眠ることもできない」と話す。「おとといから動いたのは3時間に400メートルぐらいか」という男性ドライバーもいた。

   専門家は「大型車はいったん停止するとなかなか再発進できません。タイヤが滑りやすく、空回りするスタック状態に陥ると、大型車をけん引する専用車を持ってこないと抜け出せない。これが立ち往生の怖いところ」(新潟大学の河島克久教授)と指摘する。渋滞で除雪車が入っていけない問題もある。国土交通省によると、国道8号の立ち往生はけさまでにほぼ解消、17号はけさ時点でまだ作業中。

   長岡市内の17号にいる阿部祐二リポーターは「車の列がゆっくり動き始めました。これが断続的に止まるんです。まだ集中的に除雪しなければならない状況が続いています」。雪をつかむと、ざらついて湿度が高く固まっていない、スタックしやすい状態だ。

   司会の加藤浩次「タイヤが1個でもスタックしたらもう動かない。危険な状況ですね」

   きょうは、雪が降らず、あすは雨の見通しだが、23日は気象庁が「警報級の大雪」と予報している。

(あっちゃん)

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