満男、純、コトー先生... 吉岡秀隆の「仕事へのモチベーション」が衝撃的

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   「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)。この日(12月16日、2022年)は劇場版「Dr.コトー診療所」の公開初日ということで、ゲストは、吉岡秀隆、大塚寧々、筧利夫、泉谷しげるら映画の出演者たち。通常は芸人、俳優、アスリート、アイドルと職種も年齢も違うゲストが多く、お互いに初対面だったりすることもあり、どこか探り合いというかよそよそしさがあるが、今回のように気心の知れたメンバーだと、本当の飲み会を覗き見しているような感覚が味わえる。

  • 子役から活躍中の大ベテランが語った「仕事」への感想(写真はイメージ)
    子役から活躍中の大ベテランが語った「仕事」への感想(写真はイメージ)
  • 子役から活躍中の大ベテランが語った「仕事」への感想(写真はイメージ)

「まず、ため息を...」

   特にコトー先生役の吉岡秀隆は、バラエティ番組などではあまりお見かけしないレアキャラなので、どんなことを喋るのか、注目したいところ。それにしてもコトー先生、あれから16年経ったとはいえ、玉手箱を開けた浦島太郎か、っていうくらい老けていて驚いた。その割には漁労長の泉谷しげるや、役場の筧利夫はあまり変わらないようにも見えるので、吉岡の変貌ぶりがより際立つ。

   吉岡秀隆といえば、映画「男はつらいよ」では寅さんの甥っ子・満男、テレビドラマ「北の国から」では純と、国民的映画とドラマに長年出演し続けてきた名子役だ。その吉岡の口から「仕事に対するモチベーションというか、仕事に行きたくないというのがあって......」「仕事場になんか本当に行きたくないです」という言葉が出たのは衝撃だった。それを受けて松本人志に、「今も出来たら帰りたい?」と訊かれ、「帰りたい!」と。仕事がある日は、出掛ける1時間前に起きて、まず、ため息をつく、というほど、嫌なのだそうだ。

   考えてみれば、5歳の頃から演じ続けて現在52歳。47年間働き続ければ嫌にもなるだろう。サラリーマンでいえば、新卒で入社して70歳まで働き続けているようなものだ。そりゃ髪も白くなる、と少し同情。

(子守熊)

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