NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」12月20日(2022年)放送回。山場は、預言者となった兄の登場シーン。
2008年12月。航空学校を卒業して東大阪へ帰省した舞(福原遥)は、隣のお好み焼き屋・うめづへお土産を持っていく。そこで雪乃(くわばたりえ)から兄の悠人(横山裕)の記事が掲載された雑誌を見せられる。悠人はリーマンショックを予測した投資家として、大々的に取り上げられていた。
「預言者の妹やな」というグッさんのひとこと。いったい何のことかと疑った。そして兄の顔が大きく露出されたページが現れたのだが、預言者という表現も、兄の目線も見事に怪しい。ところが世界の金融危機を予測した成功者としての紹介なのである。
父が日記に綴ったのが気になる
これまでの経緯からいって、問題児の兄はリーマンショックで痛い目をみると勝手に予想していたが見事に裏切られた。金髪ホストになったのかと一瞬目を疑ったが、預言者とは予想外の展開だ。その後、父・浩太(高橋克典)がそれを読みながら日記に綴っていたのが妙に気になるが。
しかしこの展開、兄が打撃を受けている父の工場経営を救うか。はたまた世界を轟かす投資家となるのか。まさかテレビ局の大株主になろうとして逮捕されちゃうとか。いったい兄の行く末、どうなっていくのか今日の段階では見通せない。でもなぜかワクワクしてしまう。
ネットでも「悠人はリーマンショック予想してたのか...!予想外な展開。コツコツと頑張ってきたお父ちゃんが打撃を受けてるのと対比ってことかな」「その兄が会社のピンチ救ってくれるなら胸アツ」「兄はリーマンショック乗りきってたんか。挫折を知らない人間は折れやすいんやで」「お決まりの脚本フォーマットだと兄の悠人が没落、なのだけどこれは変化球か」など兄の裏切りストーリーに騒然。
視聴者を騒がせる兄、今後の展開は妙に楽しみだ。
(YU)