サッカーワールドカップカタール大会の決勝はフランス対アルゼンチンにきまった。互いのエース、キリアン・エムバペ(23)とリオネル・メッシ(35)は同じパリ・サンジェルマンに属する盟友でライバル同士。この話題で15日(2022年12月)の「スッキリ」はわいた。
得点王争いのトップタイ
メッシは年間最優秀選手賞のバロンドールを過去7回受賞、2008年の北京五輪では金メダルもとった。「ワールドカップだけタイトルがなかった」といわれたが、今大会は5得点をあげ、得点王争いのトップタイに立つ。
エムバペは前回大会でフランス史上最年少得点(19歳)をあげ、ワールドカップ決勝戦で得点した史上2人目の選手でもある。今大会は5得点で、こちらもメッシと並んで得点王争いのトップタイ。
森圭介アナウンサー「得点王にどっちがなるか気になるなあ」
司会の加藤浩次「ここまできたらメッシにすべてのタイトルをとってほしいな」
メッシはワールドカップはこれで最後にするともいわれる。元日本代表の松井大輔さんは「メッシがマラドーナを超えて伝説となるか、エムバペがワールドカップで(2018年大会に続き)2回優勝できるか。バランス的にはフランスが強いように思いますけど」と話した。
モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)は準決勝までのモロッコの快進撃を意義深く話題に上げた。「アラブ・アフリカがモロッコだけでなく、ヨルダンやパレスチナまで盛り上がった。イスラエル国内にいるアラブ系イスラエル人があまりに喜んでパレスチナの旗を振ったほどで、複雑な問題の垣根を越えようの気持ちが一瞬起きた」とスポーツの力を指摘した。
加藤「ああ、そうか。それは良い効果かもしれない」
それだけ世界を沸かせる超ビッグイベントということだろう。勝敗やプレーばかりにかまけず、この際、世界の諸事情を認識するチャンスなのかもしれない。
(あっちゃん)