ふるさと納税でトイレットペーパーをゲット 「寄付額が過去最高の見通し」(板倉朋希アナ)の最新情勢

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   14日(2022年12月)の「モーニングショー」は「ふるさと納税」の最新事情に迫った。これまで、ふるさと納税の返礼品と言えば、ステーキ肉や海産物など日本各地の高級食材というイメージだったが、物価の高騰が家計を直撃している中、トイレットペーパーなどの日用品を選ぶ人が増加しているという。

   埼玉県に住むある一家が返礼品として受け取ったのは、ボックスティッシュ24パック、キッチンペーパー32パック、トイレットペーパー16パック。31歳の妻は「こんなに返礼品としていただけて、実質負担が2000円ってことで、これはやるしかないと。ぜいたく品よりか、生活していくうえで必要になるものを注文する方が家計も助かる」と笑顔。

  • トイレットペーパーも(写真はイメージ)
    トイレットペーパーも(写真はイメージ)
  • トイレットペーパーも(写真はイメージ)

「現地に行かないと使えない」タイプも

   トイレットペーパーなどの紙製品を返礼品としている静岡県富士市では、ふるさと納税の寄付件数が昨年の1.7倍になっているそうで、市の担当者は「市内で作られた紙製品を色々な地域の方に使っていただいて、富士市の産業振興につながれば」と期待している。

   番組は、ふるさと納税の新たなスタイルも紹介。

   板倉朋希アナが「今年、寄付額が過去最高となる見通しのふるさと納税ですが、さらに使いやすく、便利になっているということです。注目を集めているのが、旅行などで訪れた自治体に寄付し、返礼品として3割分の電子ギフトがもらえるというスタイル。旅先で納税し、その地域の加盟店で1円から使えるというものです」と解説した。

例えば、北海道積丹町ではアワビやいくらの海鮮丼が、石川県加賀市では料亭でカニ料理が食べられ、山梨県笛吹市では春日居温泉に宿泊できる...などなど、現地で使うお金の足しにできるということだ。

   浜田敬子(ジャーナリスト)「私が最近取材したのは、北海道ニセコ町の『いい旅納税』というもの。返礼品が地域通貨でもらえるんです。それは現地に行かないと使えない。例えば、スキーをしにニセコ町に行く人が事前にふるさと納税すれば、加盟店で使える。現地の人と交流できますし、執行したものは街の子どもたちのために使うそうです。本当の意味での地域の活性化につながりますよね」

   羽鳥「本当の趣旨はそっちですもんね。返礼品に目が行っちゃいますが」

   板倉アナによると、ホテルや道の駅、ゴルフ場に設置されている自動販売機でふるさと納税するというスタイルも注目だそう。群馬県長野原市では、自販機1台で1カ月間に1000万円以上の寄付が集まったという。

(ピノコ)

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