度々通行人を襲っていたシェパードの飼い主が逮捕された件について、13日(2022年12月)の「スッキリ」が取り上げた。
埼玉・上尾市で飼育されていた、体長約115センチのジャーマン・シェパードが、2021年1月から22年7月にかけて、5人の通行人に次々に噛みつくトラブルがあった。シェパードは約30メートル離れた木と木の間にワイヤーを張り、5メートルほどのリードを付け、広い範囲を自由に動ける状態になっていた。警察や保健所は飼育状況が適切でないとして注意や指導を続けてきたが改善されず、今回の逮捕に至った。
ヒロミ「管理の仕方がよくなかった」
日本訓練士養成学校の藤井聡学長は、「リードのつなぎ方に問題があった」と指摘する。
岩田絵里奈アナ「行動範囲に飼い主以外が入ってきてしまうと、攻撃されるかもしれないと感じて警戒本能が働いて、その人を敵とみなして吠えたり噛みついたりする場合があるということなんです。さらに今回の状況として、犬におりや囲いがなかったので、人と犬のテリトリーがちゃんと分かれていませんでした。ですので犬にとって警戒しなくてはいけないエリアが広くて、それが大きなストレスになって行動がエスカレートしたのではないかということです」
タレントのヒロミ「全然噛みたくて噛んでるわけでもないだろうし、そういう飼い方というかね、管理の仕方がよくなかった。なるべく早くシェパードは保護されて、いい形になればいいなと思います。あの子が悪いわけではないだろうし、管理の仕方の問題で、どうにかあの子はいい感じになるようにね」
重過失傷害の疑いで逮捕された飼い主の暴力団員の容疑者は、「番犬として飼っていた。弁解の余地はありません」と容疑を認めているという。
司会の加藤浩次「犬は今保護されてるんですよね?」
岩田アナ「噛みついてしまったシェパードですが、一度警察に押収されましたが、被疑者の関係者に返却されたということです」
(TT)