12日(2022年12月)の「モーニングショー」が取り上げたのは「年賀状じまい」。司会の羽鳥慎一が「年賀状を出す人がこの20年でなんと6割減っているということです。その年賀状をやめる『年賀状じまい』。それを正しく書くためにはどうしたらいいのか見ていきましょう」と切り出した。
スタジオでアドバイスしてくれたのは、マナーコンサルトの西出ひろ子さん。「黙って『年賀状じまい』をすると、相手に不快な思いをさせる可能性がある。今の時期は相手がすでに年賀状の準備をしている可能性があるので、最後の年賀状という形で『年賀状じまい』を知らせると良いでしょう」ということだ。
「友達は絶対にラインですね」
石原良純(気象予報士、タレント)は、「年賀状じまい」には積極的ではないようで、「ペーパーレス化とか環境を考えたら...とか言われちゃうとそうなのかなって思うけど、僕なんかにとっては年賀状って良いものなんですよ。年に1回、『ああ、あいつ元気なんだ』っていうことの確認。子どもの頃は4人兄弟で(枚数を)競うのが楽しかった。正月の遊びの1つみたいな感じだった」。
森山みなみアナは、年賀状は出さない派だそうで「私が入社した時からアナウンス部はペーパーレス化が進んでいたので。新年の挨拶はラインかメールでってなっているので。友達は絶対にラインですね」と話した。
「もう今回を最後に年賀状はやめたい」と考えている人のために、西出さんは相手を傷つけない「年賀状じまい」の書き方を伝授してくれた。
ポイントの1つ目は「高齢のため」「諸事情により」など、年賀状をやめる理由を書く。2つ目は「今後はメールなどにてやりとりを」など、年賀状をやめても関係性を断つわけではないと明記する。3つ目は、相手を気遣う文章を入れること。最後は、住所やメールアドレス、電話番号などを改めて明記することだそうだ。
羽鳥「なんですってよ、良純さん」
石原「僕だったら、年賀状やめるのだから、メールアドレスだけでっかい字で書いたほうが親切だと思う。ペーパーレスです!っていう意思を表示して」
西出さん「とてもいいアイデアだと思います。ただ一方で、お返事を書きたい時もありますので...」
羽鳥「さすが西出さん、良純さんが言ったことを否定するんじゃなくて、『いいですね』って1回受け入れてから、ご自身の意見を言うっていう。ぜひ玉川さんにも伝えたいと思います」
(ピノコ)