漆器塗りに苦戦の宇賀なつみ 中田英寿から「それ、人生と一緒だから」とツッコまれる

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   週末を有意義に過ごすために役立つヒントを届る「土曜はナニする!?」(フジテレビ系)。12月3日(2022年)放送の「にほんもの学校」では、中田英寿さんが福井県の越前漆器をピックアップ。

   漆器は日本を代表する器のひとつですが、生産量は最盛期の7分の1まで衰退。

   そんな状況を打破しようと、伝統の越前漆器を守りつつ革命的な漆器を生み出す職人さんを訪ね、福井県鯖江市の「漆琳堂」を訪ねました。

  • 宇賀なつみさん(写真:つのだよしお/アフロ)
    宇賀なつみさん(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 宇賀なつみさん(写真:つのだよしお/アフロ)

「すっかり魅了されてしまって買って帰りました」

   創業約230年の漆琳堂で迎えてくれたのは、8代目の内田徹さん。

   お店には、カラフルなデザインの漆器がずらりと並びます。

   「福井県と、福井大学と漆琳堂が共同で開発した、天然の漆を使っています」と、内田さん。

   漆本来の力を引き出すことで熱への弱さを克服し、化学物質を加えることなく食洗機対応の「越前硬漆」が誕生。スタイリッシュで実用的なデザインは、くまモンの生みの親で知られる水野学さんが担当しています。

   高級な漆器は、ひとつのお椀で5万円以上しますが、越前硬漆を使った漆器はひとつ3000円ほどとリーズナブルな価格も魅力です。

   「いずれ、おじさんおばさんになった時に、本物の漆器を買えるようになるという流れができるのが理想です」と内田さん。

   中田さんと宇賀なつみさんは、越前漆器の工程を学び、漆器塗りを体験させてもらいました。

   「プロは見て学んですぐ出来なきゃいけないと言われたんで」と言う中田さん。内田さんの動作を真似て、器用に漆を塗っていきます。

   「上手です。使い方が上手い。できちゃう!」と内田さんも驚いていました。

   「難しい、この力のバランス。う~ん、気をつけることがいっぱいあるなぁ」と宇賀アナが苦戦していると「それ、人生と一緒だから。漆だけじゃないから」と中田さんがバッサリ。

   越前漆器はすべてが分業制。漆器ができるまでは100ほどの作業を経て、1年がかりで完成するものもあります。

   「軽々しく『高い』と言うのが恥ずかしいですね」とスタジオの山里亮太さん。

   宇賀アナは「すっかり魅了されてしまって買って帰りました。軽くて手触りが良いんです。使うと幸せな気持ちになります」と、撮影後に購入したようです。

   お正月は漆器で新年を迎えるというのも素敵。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。

(SaMi)

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