木曜劇場「silent」(フジテレビ系)第9話が12月8日(2022年)に放送され、佐倉想(目黒蓮さん)の姉、井草華(石川恋さん)の言葉に注目が集まった。(ネタバレあり)
妊娠している華と、妹の萌(桜田ひよりさん)を病院に連れて行った母の律子(篠原涼子さん)だが、その後の買い物の予定を「あ~ごめんお母さんこれから想のところに行くから」とドタキャンする。
「私と萌だって...」
華は「えっ?買い物付き合ってくれるって言ったじゃん。お母さんいてくれないとわかんないよ、赤ちゃんのやつ」と抗議したが、律子は「今度でいい?急がなくても大丈夫だよ」と断った。
不服そうな華は、「まだちゃんと言えてないんだよね」「向こうの親に、想のこと」と切り出す。
義理の両親は想が耳が聞こえないことは知っているが、病気で聴力を失ったことは言っていないとして、
「遺伝性ってさ、お母さんの子供が耳聞こえないってことはさ、私の子もありえるってことだよね」
「どうすればいいの?もし同じ病気だったら」
と問いかける。
律子が「想が生まれた時は、何ともなかったから」と返すと、華は
「生まれた時はでしょ?もう今ほとんど聞こえないじゃん。最近補聴器もしてないでしょ?もう意味ないって。この子も同じだったらどうすればいいの?私のせいじゃん。私のせいで耳聞こえなかったら...」
とたたみかけた。
「何でそうやって自分のことばっかりなの?想のことも考えなさい!」と大声を出した律子に、華は
「自分のことじゃないよ。自分の子供のことだよ。お母さんにとっては想が子供だからでしょ?私だって同じだよ。自分の子供のことが一番心配だよ。お母さんと同じだよ」
と涙ながらに訴え、「私と萌だって、お母さんの子供だよ」と絞り出した。
ツイッターなどでは
「姉が『自分の子供の耳に障害があったら...』言っちゃダメだよ...でも彼女の不安な気持ちも分かって苦しくなった...」
「親と姉じゃ想くんに対する気持ち違うよね...そりゃ姉ちゃんそうなるよね。誰も悪くないんだよなぁ。しんどい」
「親の気持ちも、姉としての立場としてもなんかもう...あああ...涙」
という感想が書き込まれた。
(TT)