ロックミュージシャンで俳優の吉川晃司さんが12月9日(2022年)放送の「あさイチ」(NHK総合)に生出演。「鬼教官」こと大河内守として出演する連続テレビ小説「舞いあがれ!」の舞台裏などについて語った。
この日の「舞いあがれ!」のあらすじは、猛特訓を受けて寝込んでしまったヒロイン・舞(福原遥)に、大河内教官がアイスクリームを差し入れる。鬼教官の優しい一面が垣間見られたが、舞の同期の柏木(目黒蓮)は、舞のフェイルを恐れ、教官を替えてもらうことを提案する...というもの。
「え、これはスルーしていいの?30キロ?」
番組冒頭、画面にアップで現れた吉川さんは落ち着かない様子。きょろきょろした後にカメラに向かって「おはようございます。まさかの...これですかね」と、右手で首を切る仕草をしておどけた。
博多華丸キャスターが「やっぱり、あれですか?教官を替えるという話がよっぽどショックだったんですか?」と大真面目な顔で聞くと、吉川さんは「これ、不思議な感じなんだよね。自分がテレビに出ていて、パッとまた出る」と、自身の出演ドラマ明けにすぐ生放送出演することの感想を口にした。
作中ではめったに笑顔を見せることがない吉川さんだが、撮影現場ではなごませ役として大活躍だったようで、VTR出演した目黒さんからはこんな証言も。「お互い殴り合うポーズで写真を撮ろう」と、ムチャぶりをされたというのだ。
吉川さん「特に航空偏は大人が少ない現場なんで、若者たちがすごく真摯に撮影に臨んでいて、ものすごい緊張の中でやっていたので、俺が笑わすしかないかなと。1番年上として」
華丸「笑わす方法が殴り合いするって...」
番組では、吉川さんの驚くべき一面も明らかに。「(北海道での撮影が)休みの日はだいたい10キロ走って20キロ歩いてみたいなことやってました。どこまでも畑で...」と語り始めた吉川さんに、華丸キャスターが「え!?聞き逃したんですけど、10キロ走って?」。 吉川さんは「10キロ走って、20キロ歩く。1日ね。まぁ、いいや...」と話を続けようとしたが、大吉キャスターも「え、これはスルーしていいの?30キロ?」と驚きを隠せない様子。
華丸「お1人で?」
吉川さん「気の毒な感じかもしれないけど、マネージャーと」
華丸「気の毒ですよ!」
鈴木奈穂子アナがここで「きょうも朝早い撮影なのに、ご自宅から歩いて来られたそうで」と明かすと、大吉キャスターは「NHKまで吉川さんが歩いてきたというので、ちょっとザワついていました。車じゃないの?って」。
吉川さんは車にはほとんど乗らず、どこに行くにも基本は歩きかランニングらしい。まさに、どこまでも規格外。
(ピノコ)