WBCに日本選手メジャーリーガーが続々名乗り 長嶋一茂「今までの中で一番ガチな戦いに」

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   司会の羽鳥慎一が「昨日の12月8日(2022年)、サッカー日本代表が帰国し、首相官邸を表敬訪問しましたが、サッカーの後は野球ということで、来年3月に開催されるWBCに続々と日本選手メジャーリーガーが出場すると、名乗りを上げています」と切り出した。

   首相官邸で岸田文雄首相を表敬訪問した森保ジャパンのニュースを見た侍ジャパンの栗山英樹監督は「サッカー日本代表の試合を観戦ながら、気持ち悪くなって、吐きそうになった」と、日本を代表して世界と戦うチームの指揮を執るプレッシャーを感じたと話す。

  • 長嶋一茂さん
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羽鳥慎一「同じ盛り上がりが来年3月に...」

   そんな栗山監督に、メジャーリーグで活躍する日本人選手から次々と出場表明が行われている。パドレスのダルビッシュ有は「栗山監督に、来年のWBCに出場しなさいと言われたので出場します」とSNSで表明。サンディエゴで栗山監督と会食して参加を決めたという。

   東京オリンピックと2019世界野球WBSCプレミア12で4番に君臨したカブスの鈴木誠也も「僕もWBCに出場させていただきます。栗山監督を胴上げするぞ!」と参加を表明。大谷翔平について栗山監督は「投手と打者、両方できないかと考えている」と話している。

   メジャーリーガーたちが続々と参加を表明した理由は一体何なのか。

   スポーツライターの小林信也氏は「WBCを主催するメジャーリーグ機構が前向きになり、メジャーの選手が参加しやすくなったことがある。大谷とダルビッシュについては栗山監督が日本ハム監督時代のつながりも大きい」と話す。

   小林氏はさらに、栗山監督が次々と大物選手を集められる理由について「今の時代の監督は采配よりも選手やコーチなどと調整を図る力が重要。栗山監督はコミュニケーション力があり、マネージメント、プロデュース能力に長けている」と話した。

   スポーツキャスターの長嶋一茂は「楽しみですね。MLBが前向きなのはいいですね。これまでは、チームによってうちの選手はMLBはダメというチームが多く、3Aの選手たちが出場していた。今回はそうならない」と話す。

   羽鳥は「アメリカチームにはエンゼルスのトラウト選手も出場すると言っていますので、面白くなりそうですね」と応える。

   長嶋一茂は「本気度が見られる。今までの中で一番ガチな戦いになるのではないか。3月が楽しみになる」とコメント。

   バイオリニストの廣津留すみれは栗山監督の人間力について「スポーツは詳しくないですが、音楽のリーダーシップも同じで、『俺についてこい』よりも、ちゃんとメンバーの意見をすくい上げて調和をよくまとめる『サーバントリーダーシップ』が見られる。どの世界も時代に合ったリーダーの姿があるんだなと思いながら聞いていました」と指摘。

   羽鳥は「サッカーW杯盛り上がりましたが、同じ盛り上がりが来年3月に起きる予感があります」とまとめた。

(バルバス)

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