東京・八王子の東京都立大南大沢キャンパス内で先(11)月29日(2022年)、男に襲われて重傷を負った宮台真司教授は、きのう7日に退院し、インターネットTV「ビデオニュース・ドットコム」に出演して心境を語った。8日の「めざまし8」はその会見映像を流した。
「相当深刻な肉体的ダメージを...」
宮台教授は左耳をガーゼで覆い、ほほにも大きな絆創膏を貼られるなど痛々しい。声もかすれ気味だが、こう話した。「相当深刻な肉体的ダメージを受けましたが、自力で動けるようになったということで、退院させていただきました」
そして、「過去30年弱の間、脅迫の手紙とか、『殺害予告がありますが、どうしますか』って知り合いから言われても、『放っておけ、そんなもの』と言ってきた流れがあるので、不思議なことが起きたとは理解しておりません。(自分に対する)アンチの方々の9割が『今回の事件については許せない』と......。言い換えれば、1割が本当のクズ中のクズだということがはっきりしたわけです」と語った。
襲った男の動機はまだわからないわけだが、三浦瑠麗(政治学者)は「なんであろうと、外形的に言論が抑圧されるのは、許せません」と怒る。
情報キャスターの堀池亮介アナは「警視庁は引き続き犯人の行方を追っています」と伝えたが、カメラ映像や逃走中の犯人の目撃者がいるのに、捜査・逮捕が遅すぎないか。
(カズキ)