「横浜市から東京の世田谷区にかけての東名高速で、24分の間に3台の車に対して車を止めさせるなどして妨害運転をしたとして、57歳の男が逮捕されました。男は、『交通違反をした車に直接注意をするためだった』と供述しています」と司会の羽鳥慎一。
7日(2022年12月)の「モーニングショー」はまず、2月6日午後6時過ぎに東名高速横浜町田IC付近で録画された、被害男性のドライブレコーダー映像を流した。
羽鳥慎一「3件まとめてということで...」
加害者の車は車線変更を繰り返して進路を阻む妨害運転をした上、高速道路の真ん中に止まり、被害者の車を停止させた。車から出てきたのは、辺りが暗いのにサングラスをかけた男。被害男性の車に近づき、怒号を浴びせ、男性の顔にライトを当てたり、車を蹴ったり。
この男は、東名高速上りの横浜市瀬谷区、青葉区、東京都世田谷区で車3台に対し妨害運転をしたとして、事件から10カ月たったきのう、道路交通法違反の疑いで逮捕された。
なぜ、逮捕まで時間がかかったのか。警察は「ドラレコ映像から浮上した男が実際にあおり運転をした人物かの特定、1件目で浮上した男と2、3件目の関連性や同一性を慎重に捜査したため」と説明しているという。
また、被害に遭った人たちの対応について、交通問題に詳しい高山俊吉弁護士は「3件ともドアや窓を開けなかったのは、非常に良い対応。ドラレコやスマホで記録することも重要だ。一方、高速道路上での停車は大事故の可能性があるので、SAやPAに逃げ込むか、せめて左端に寄せるように」と話したという。
羽鳥「しっかりナンバーも映っているでしょうけど、3件まとめてということで時間がかかったということなんですかね」
浜田敬子(ジャーナリスト)「それにしても。あれだけの映像があっても特定に時間がかかるんだっていうのがちょっと...。放っておくと違う加害をしてしまう可能性がありますよね、こういう人は。なので、もう少し早く逮捕できなかったのかなとは思います」
安部敏樹(起業家)「『交通違反を注意したくて』って言っているけど、交通違反しているのは、あなただからっていう。連鎖事故にもなり得たと思うので、なるべく早くこういう人から免許を取り消してもらって、車を運転できない状態にしてもらいたい」
(ピノコ)