榊原郁恵さんと渡辺裕太さんの親子ツッコミも 渡辺徹さん家族葬後に会見 (THE TIME,)

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   元歌手でタレントの榊原郁恵さん(63)が長男の渡辺裕太さん(33)とともに5日(2022年12月)、61歳で亡くなった夫の渡辺徹さんの家族葬後に記者会見をした。約30分の会見は母子ともに終始笑顔で、最後には「お父さん、帰るよ~」と亡き夫に、声をかけた。後日「お別れの会」を予定している。6日の「THE TIME,」が詳報した。

   渡辺徹さんは、先週月曜日に敗血症のため死去した。

「渡辺徹のことを皆さんで『あーだこーだ』言って頂けてるということは、家族はすごくそれを見て、『渡辺徹って人は偉大だったんだな』って思うような瞬間だったものですから、このように皆さんにお集まり頂いたことを、まずは感謝しております」(ペコリ)。
  • 榊原郁恵さん(写真:Pasya/アフロ)
    榊原郁恵さん(写真:Pasya/アフロ)
  • 榊原郁恵さん(写真:Pasya/アフロ)

「思い出すたびに泣き笑いで」

「皆さんに渡辺徹を忘れないでもらいたいのと、それから語り合ってもらえたら」
「それも『バカだよね』とか、『マヨネーズ好きだったよね』とか」
「みなさんにそうやってしゃべってもらいたいし、私たちもしゃべり続けていきたいし。そういうのを、あの人が喜んでくれるような感じで話せたらなあって。すみません。質問に横道それて」(と裕太さんの方を向く)。裕太さん(みけんにしわを寄せて)「いつものことで話が長いんです」。郁恵さん(裕太さんの腕に手をあてて)「ごめんごめんごめん」「だから言ってって言ったでしょ」。

   裕太さん「ここはいつも父親が止める役だったんですけれど。いなくなっちゃったので」「父親は本当に周りを楽しませるのが好きな人だったので、母親は楽しそうでしたね」。郁恵さん「私たちはずっと、思い出すたびに泣き笑いで、あの人の狙いはそれなんですけど。感動させ、泣かせ、最後は笑う。その時間をそのまま、今回まで感じられたので」。結婚して35年。おしどり夫婦として知られた。

――棺の中に思い出の品は入れましたか?
「まずは山盛りのごはん。もう、お父さん制限ないからって言って。『今じゃないんだよ。もう少しちゃんと前に食べさせてくれ』って」(泣きそうな笑い顔の裕太さんの腕をつっつきながら)「言ってるね、とか言いながら。もう、いっぱい山盛りにして。ごはん」
(裕太さん)「ずっと楽しそうに。たぶん一番笑ってると思いますし、父親の話で」
(2人でお辞儀をして)「えー、ではこのあたりで、父と共に失礼させていただきたいと思います」。(郁恵さん、斜め上を向いて)「お父さん、帰るよ~」

   渡辺さんは先月19日まで、心臓病についての講演会をしていた。体調の変化を感じたのは20日だったという。「私と次男とで、病院に連れて行ったんですけど、そこから急激な変化があって」。徹さんはその日のうちに意識が混濁していき、集中治療室へ。眠る徹さんに郁恵さんは声をかけ続けた。「感謝の言葉もそうですし、ここまで頑張ったので、頑張れがんばれっていうのはちょっと酷ですけど。不死鳥のような人ですから、最後の最後まで希望を持とうという気持ちでおりました」。

(栄)

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