番組冒頭「日本代表頑張りましたが、惜しくも負けてしまいました。でも素晴らしい闘い。たくさんの感動、勇気ありがとうございました」と切り出すMCの谷原章介。今日6日（2022年12月）の「めざまし8」は、日本初のサッカーW杯ベスト8をかけて強豪クロアチアに挑んだ試合を詳しく伝えた。
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クロアチア戦では日本代表の得点シーンも（写真：Abaca／アフロ）
日本国内でもスポーツバーなどに多くのサポーターが
試合前に「緊張してますね。いい意味で高ぶってます。勝ちましょう」と闘志をみなぎらせるキャプテンの吉田麻也選手。森保一監督も「国民の皆さんの熱いエールが届いている。日本人の魂と誇りをもって闘いたい。（ベスト8という）新しい景色を見られればと思います」と語った。
スタジアム周辺には日本人サポーターだけではなく、多くの外国人も日本を応援。日本国内でもスポーツバーなどに多くのサポーターが詰めかけて声援を送った。
試合は前半43分に前田大然選手が先制ゴールを決め、日本がリードしたものの、後半10分にクロアチアはペリシッチ選手が同点ゴール。勝ち越したい日本は三苫薫選手、浅野拓磨選手など次々と投入するが、延長戦でも両チーム得点が入らない。
試合の決着はPK戦へともつれ込んだが、南野拓実選手、浅野選手、吉田選手が止められた日本に対し、クロアチアは3人が決めて日本はベスト16で敗退。目標としていたベスト8には届かなかった。終了直後、その場で泣き崩れる浅野選手。南野選手も膝から崩れ落ちた。
試合後、森保監督は「選手・スタッフは本当によく頑張ってくれた。サッカーファミリー、国民の皆さんに感謝したい。選手たちは新時代を見せてくれた。必ずこの壁は乗り越えられる。応援ありがとうございました」とコメント。
「言葉もないですね」
選手たちは「試合を通して全部が足りなかった。次のW杯で勝てるようにやるしかない」（三苫選手）、「1-0のままでは足りないだろうとハーフタイムで話をした。失点してから我慢したと思いますけど、もう一個決定的なことが欠けていた。結果が出なくて悔しいです」（吉田選手）、「この舞台に立てたのはいろんな人の支えがあったから。目の前に来たのでシュート打つだけでした」（前田選手）、「最後まで戦った後輩たちとPK蹴った選手たちをたたえてほしい。この悔しさ、彼らはこの先の日本サッカーに活かしてくれると思う。日本人の闘う魂を見せられた」（長友佑都選手）、「気持ちの整理がまだついていない。PKですけど、『自分のせいで』というと怒られますけど、その気持ちしかない」（南野選手）、「悔しかったですけれど日本人でよかった。ここから巻き返したい」（田中碧選手）、「（PK戦の）仕事があと一歩できなかった。一歩が足りなかったところは何かを変えなければいけない」（権田修一選手）と、悔しさを語った。
谷原章介「スタッフルームで応援していたんですけど、言葉もないですね」
立岩陽一郎（ジャーナリスト）「私はすでに新しい景色を見させていただいた。感謝しかない。クロアチアもすごかった」
西村カリン（ジャーナリスト）「日本代表は海外で高く評価されたと思う」
鈴木隆行さん（元サッカー日本代表）「いい試合だったし、自分たちの力で負けていなかった。悔しさが次のレベルに向かっていく原動力になる」
武井壮（タレント）「みなさん悔しいと思うが、日本のチームが世界のトップに通じるんだというシーンがたくさんあった。前田選手の運動量、三苫選手のスピード、冨安（健洋）選手のディフェンス。日本のサッカーの未来につながるような、そういうシーンをたくさん見せていただいた」
（みっちゃん）