12月4日(2022年)の「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)で「お姉ちゃん、ヒデキ断ちをするの巻」というストーリーが放送され、まる子(TARAKOさん)の姉、さきこ(豊嶋真千子さん)にツイッターなどで共感の声が相次いだ。(ネタバレあり)
さきこは西城秀樹さんの大ファンで、夢に「ヒデキ」が出るたびに「ヒデキーッ!」と絶叫して起き、隣で寝るまる子はおちおち寝られないという日々が続いていた。
「ヒデキに会えたことを力に変えていけばいいんだ」
夢で頭がいっぱいのさきこは忘れ物をするようになり、授業中にはヒデキとの妄想で授業中に「ヒデキ~っ!」と声を上げてしまうなど、日常生活がままならなくなる。その日の夜、さきこは食卓で「私、ヒデキ断ちをする」「しばらくヒデキから離れる」と宣言した。
しかし翌日まる子と寄った本屋でヒデキが表紙の雑誌を見つけ、「ヒデキが表紙...1冊、ううん、2冊は欲しい。1冊は保存用に、2冊目は切り抜き用に...」と考えてしまう。
さきこは雑誌を買うのは我慢して帰宅したが、まる子の「ヒデじい」という言葉にもヒデキ、テレビの「秀吉」という言葉にもヒデキ、「ローラースケート」と言う言葉にも「ローラ」の曲を連想し、ヒデキの妄想を始めてしまう。
先生に言われた提出物を忘れてしまったさきこは、「ヒデキに浮かれてやることをやらないなんて、ヒデキに会う資格がないわ!」「ダメなのよこんなんじゃ!周りにも迷惑かけて」と、ヒデキ断ちへの決意を新たにする。
しかし歌番組に出演していたヒデキの、
「いつも応援ありがとう。君たちの力が僕の力になっています。くじけそうな時、僕を支えてくれるのはファンの皆さん、君たちです。ファンのみんなの声が僕の力になってるんです」
「僕はちゃんと君たちの力になっていますか?」
との言葉を聞き、
「そっか、私もヒデキに会えたことを力に変えていけばいいんだ。ただ夢中になってるだけじゃなくて、ただキャーキャー騒いでるだけじゃなくて」
と気が付き、ヒデキ断ちはあっけなく終了。
「やっぱり私の救世主はヒデキよー!L・O・V・E!ヒデキ!一生ついていくわー!」
とハイテンションでテレビにかじりつくのだった。
ツイッターなどでは
「今日のちびまる子ちゃん神回かよwヒデキのことが好きすぎて生活に支障出るお姉ちゃん...全オタクが共感してるぞ...」
「お姉ちゃんヒデキ断ちとか偉すぎる...分かる...分かるよ...推しの事考えるとどうしてもそうなるよね...」
「推しがいると頭の中が全て推しになるし、私生活に影響出てさ それが辛すぎて断つんだよね お姉ちゃんの気持ちわかりすぎる」
と、「推し」がいる人々から、さきこへの共感の声が上がっていた。
(TT)