俳優の渡辺徹さんを追悼 井上咲楽が「助けられた」エピソード

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   俳優の渡辺徹さん(61)が先週月曜日(2022年11月28日)に敗血症で亡くなっていたことがわかった。妻の榊原郁恵さんと芸能界きってのおしどり夫婦として知られていたが、今日12月5日の「めざまし8」では、親友の山田邦子さんを取材するなど、渡辺さんの思い出と温厚な人柄を伝えた。

   文学座に所属し、1981年に人気ドラマ「太陽にほえろ!」(日本テレビ)の刑事役で俳優デビューした渡辺さん。87年にはタレントの榊原郁恵さんとの3億円挙式がテレビで生中継されるなど話題となった。長男の渡辺裕太も俳優として活躍している。

  • 渡辺徹さん(写真:Pasya/アフロ)
    渡辺徹さん(写真:Pasya/アフロ)
  • 渡辺徹さん(写真:Pasya/アフロ)

榊原郁恵さんとの「仲良し」夫婦としても知られる

   その一方、30代で糖尿病を患い、2012年には虚血性心疾患、去年4月には大動脈弁狭窄を起こすなど、病気との闘いも続いていた。食べることが好きで多いときには1日6食。ピーク時の体重は130キロあったという。

   山田邦子さんは「もう郁恵さんのことを考えると本当につらいですね。本当に徹くんはめちゃくちゃだったんで、ガキ大将がそのまんま大スターになっちゃったようなもので、郁恵さんが食べるもの着るもの全部みていた。郁恵さんがいなかったらもっと早くお別れしていたかもしれない。調子悪いのは知っていましたけど、ギリギリまで闘ったと思います」と語った。

   番組では渡辺さんが通っていた茨城県古河市のそば店でのエピソードも紹介した。

「いろんなメニューを頼んでくれてたんですけど、板わさは必ず頼んでました。それと水をビールのジョッキで飲んでました。(郁恵さんと)顔を寄せ合ってぺちゃくちゃよくしゃべってるんですよ。すごく仲良かったです」(伊勢福店主)

   渡辺さんの葬儀は家族葬で行われ、後日お別れの会が開かれる予定だという。

   MCの谷原章介「いつも朗らかで明るい徹さん。ぼくも信じられない」

   井上咲楽(タレント)「徹さんとは5年以上前、私がまだテレビほとんど出ていない頃にご一緒させていただいて、しゃべれない私にいっぱい振っていただいて助けられた。郁恵さんはスカウトキャラバンの大先輩で、私がケガしたときも『大丈夫?病院いけてる?』と連絡くださった」

   古市憲寿(社会学者・作家)「今年の夏、お仕事でご一緒したときは、痩せてはいたけれども元気で、健康的な痩せ方と思っていた。ほがらかで優しくてサービス精神もあった」

   橋下徹(弁護士)「61で本当に早すぎますよね。政治家になる前、大阪のレギュラー番組でご一緒させていただいていたんですが、郁恵さんと渡辺さんの関係を間近に感じられるくらいとにかく郁恵さんの話をされていた。政治家になったあとも、批判を受けた時にはすぐにエールのメールを送ってくれた」

   渡辺さんの命を奪った敗血症だが、感染症により臓器障害が引き起こされる状態。世界の死亡件数の20%に関連していて、「1歳未満・60歳以上」「糖尿病などで免疫力が低下」「肺・肝臓・心臓などに慢性疾患」などの人のリスクが高い。予防にはワクチン接種や衛生管理など、感染症予防の徹底が重要だという。

(みっちゃん)

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