日本逆転弾「ライン上」新映像出てもまだ賛否 谷原章介「議論が分かれるのは仕方がない」

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   日本が劇的勝利を収めたサッカーワールドカップスペイン戦(2022年12月2日)で、田中碧選手の決勝ゴールをアシストした三苫薫選手の折り返しが世界中で大論争を巻き起こしている。今日5日の「めざまし8」では、海外メディアの反応やFIFAが公開した映像などを報じるとともに、判定についてスタジオで議論した。

  • VAR判定めぐり論議も(写真はイメージ)
    VAR判定めぐり論議も(写真はイメージ)
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「最新のテクノロジーを使った上での判断ですから正しいと...」

   三苫選手がゴールラインギリギリで折り返した時、主審はペナルティーエリアの外。目視で判断するには難しい位置に立っていたことから判定はプレイを映像で確認するVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に委ねられた。その結果日本のゴールが認められ、これが決勝点となったが海外メディアからは「日本の物議をかもしたゴールが認められ、サッカー界は落胆していた。リアルタイムでの説明が必要である」(英・「デイリー・メール」紙)、「ボールがライン内にあると判断されるには、ボールの曲線がわずかにラインの上にかかっていれば十分である」(英・「ガーディアン」紙)など賛否両論。

   試合の翌日、FIFAは大論争に終止符を打つべく異例ともいえる新たな映像を公開した。そこにはライン際におかれたボールが。ピッチ内からのアングルではボールは完全に外に出ているように見えるが、カメラが真横に移動するとボールラインにかかっていることが確認できる。

   FIFAは公式ツイッターで「他のカメラは誤解を与えるような映像を映し出すかもしれないが、確実な証拠で判断すると、ボール全体がラインを越えていたわけではない」と解説している。

   それでも元イングランド代表のスタン・コモリア氏が「ドイツが敗退したことはなんとも思わないし、イギリス人からすれば素晴らしいことだが、ボールが入っていると判定されたことは道徳的に間違っていると思うし、常識に欠けていると思う」と発言するなど論争は続いている。

   MCの谷原章介「主観じゃなくて最新のテクノロジーを使った上での判断ですから正しいと思います。同時に1ミリに入っていたというのがドイツの敗退と日本が通ったことにつながっているわけですから議論が分かれるのは仕方がないと思います。こういうのがあったら2度と神の手は生まれない」

   橋下徹(弁護士)「ライン上の話は絶対に人間は上から見ることができない。人間の目だったら絶対にアウト。人間より機械を優先することで論争がなくなるんだったらいいと思うが、ラグビーはレフェリー絶対主義で僕もそれでやってきた」

   古市憲寿(社会学者・作家)「不公平がないように機械が確かめてくれるんだったらいいんじゃないですか」

   谷原章介「VARがあっても審判が絶対であることは間違いないと思います」

(みっちゃん)

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