山田涼介って「こんなに演技上手だったの」!? 「親愛なる僕へ」二重人格演じきった実力に称賛

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   ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系)最終回が11月30日(2022年)に放送され、二重人格の浦島エイジを見事に演じきった山田涼介さんに称賛の声が上がった。(ネタバレあり)

   殺人鬼「LL」の正体だった浦島亀一(遠藤憲一さん)は、痛みを感じるために始めた拷問殺人を続けるうちに何も感じなくなってしまったこと、八野衣真(早乙女太一さん)が焼死しても何も感じなかったこと。そしてエイジが二重人格なのも復讐が目的なのもわかっていたと告白し、

「愛する息子に殺される。その愛が大きければ大きいほどその痛みもまた大きくなるだろ。私はそう考えた。だから今日まで、お前を我が子以上に大切に大切に育ててきた」

とエイジを養子に迎えた真意を明かした。

  • 山田涼介さん主演の「親愛なる僕へ殺意をこめて」の最終回に称賛の声が上がった(C)フジテレビ
    山田涼介さん主演の「親愛なる僕へ殺意をこめて」の最終回に称賛の声が上がった(C)フジテレビ
  • 山田涼介さん主演の「親愛なる僕へ殺意をこめて」の最終回に称賛の声が上がった(C)フジテレビ

「何だこの結末は!」

   亀一の額に拳銃を突きつけて「お前の望み通り、ぶっ殺してやる!」と激昂したエイジだったが、3発の弾は全て亀一の横の床に撃ち込まれた。「なぜ撃たないエイジ!何だこの結末は!」と愕然とする亀一を横目に、エイジは拳銃を窓ガラスに向かって投げつけ、「あぁ~!うあああああ!うわあああああ!ああああああ!」とテーブルを叩きながら泣き叫んだ。

   雪村京花(門脇麦さん)の裁判の証人尋問に出廷したエイジは、京花が畑葉子(浅川梨奈さん)だけでなく、「俺の別人格である、浦島エイジの殺人」も犯したと証言し始める。

   京花は「B一くんとエイジくん、2つの人格を統合する。そうやって生まれた新しい人格に、LLの後を継いでもらう」として、別人格のエイジに亀一がLLの正体だということ、B一が本来の人格で目の前のエイジが後から生まれた人格ということを明かした。

   強いショックを与えることで新しい人格を生み出そうという目的だったが、京花の言葉だけでは人格は保たれたままだった。エイジは京花の存在に救われたとして、「京花ちゃんが僕に死んでほしいなら、僕は喜んで死ぬ」との言葉とともにようやく意識を失った。エイジの人格は、エイジ自身の意志で消滅したのだった。

   1年後、大学の構内で友人たちと食事する「B一」ことエイジがいた。食べ物の好き嫌いで言い合いになる友人たちを見て、エイジは自然な表情で笑っていた。

   全9話を通して、過去を隠しおちゃらけながら生きているエイジ、「B一」こと復讐に燃えるダークなエイジ、そして事件解決後の人格が統合したエイジを演じ分けてみせた山田さんに、ツイッターなどでは

「山田くんすごく難しい役を圧倒的な演技力でやり切っててすごかった」
「えいじが見せていた優しい笑顔と最後に大学で見せたB1の微笑みが同じようで同じじゃない感じとか本当に凄いと思った」
「山田涼介本当に演技力凄いね......全く違和感なく二重人格も演じてて、こんなに演技上手だったの知らなかった」

と賛辞が送られた。

(TT)

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