NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」12月1日(2022年)放送回。舞(福原遥)は柏木弘明(目黒蓮)と、舞が苦手な着陸のイメージトレーニングに励む。持参した手作りのレバーを柏木に褒められて、舞はそれを作った父親の話をすると、普段は自分のことを話さない柏木が、国際線パイロットである父親の話を始める。(ネタバレあり)
自分のミスを認められない
翌日、飛行訓練は突然の飛行空域変更となるが、柏木はその空域の予習もしていると大河内教官(吉川晃司)を納得させて、一番手として訓練飛行に臨むが、自分の現在飛んでいる場所がわからなくなってしまう。
舞と柏木、2人での練習シーン。2人の手が自然に触れ合って、一瞬「お?」とお決まりの朝ドラのキュンシーンだったのだが、翌日の飛行訓練でまさかの柏木の失態。しかし、てっぺんが見えないほど高い柏木のプライド。なかなか自分のミスを認められない。そして、舞の天気予測で飛行中止になったあと、飛行可能だと言い張った柏木が怒りを鎮められず、水島祐樹(佐野弘樹)に突っかかる。同じチームの学生3人が部屋で大揉めの場面。
柏木って、優秀で子供の頃から何でもできて、褒められて大人になったのでしょうね。筋金入りの特別感を持っていると、周りはバカに見えるし、間違いは飲み込めないものだ。優しく話しかけた舞のことも跳ね除けたりしてね。舞の前で見せた一瞬の笑顔が素敵でいい流れだったのに、今日のところは残念。
さて、この体験が成長するチャンスだよ、柏木学生。大河内教官が言っていた 「自分を過信する人間はパイロットに向いてない」 という言葉をどうやって乗り越えるか。がんばれ!「これから柏木学生がどうやって再起するのか」「学生のうちに状況判断の経験を沢山積むのは大事」「自分のミスを認められなかったり、気持ちをごまかしたりするのは、柏木くんの心の弱さだよな」「乗り越えて?!」などとSNSなどに反応が寄せられていた。
プロテスト前の大事な場面、柏木の成長と舞中心のチームワークが見どころ。今後の展開が楽しみだ。
(Y・U)