アマゾン「ブラックフライデー」配送トラブル 石山アンジュが紹介した海外の「宅配クライシス」解消法

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   「Amazonはきょう1日(2022年12月)まで大規模セール『ブラックフライデー』を開催しているのですが、注文した商品が届かない、勝手にキャンセルされた、指定した日時に配送されないというトラブルが相次いでいます」と、1日の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が伝えた。

  • 時間がかかる場合も(写真はイメージ)
    時間がかかる場合も(写真はイメージ)
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「到着予定日に届かず...」

   「お尻拭きが届かない」「拠点から配送されましたという情報から更新されない」「パック飯を注文したのに到着予定日に届かず、コンビニで弁当を買った」「子どもの誕プレのブロックのおもちゃが配達不能で返金扱いに。近所のおもちゃ屋で購入した」「ミネラルウォーターがおととい届くはずなのに、現在も届いていない」などのクレームが殺到しているという。

   原因は注文が普段の2倍にもなり、人手不足で配達が間に合わないのだ。アマゾンは「お届けに関しましてご迷惑をおかけして申し訳ありません。しばらくお待ちいただきますようおねがいいたします」というメッセージを注文元すべてに個別に送っている。ただ、配送部門の人手不足は今に始まったことではないらしい。配送業者はこれからクリスマス、年末にかけて遅れは続きそうだという。

   石山アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)「宅配クライシスということが5年前くらいから言われています。(人手不足に対処するための)配達シェアということで、アメリカやEUの国だと、自家用車であったり、学生や主婦の方がついでに運んで人手不足を解消するというケースもあります」

   徐東輝(弁護士)は「オンラインモールには注意しなければならない点がある」という。「配送トラブルというのはアマゾンを含めて一般的に起こり得ることです。ちょっと注意していただきたいのは、購入ボタンを押しても契約は成立していないということです。規約を読むと、お店から発注されましたというメールが届かない限り契約は成立していません。つまり、配送予定日とかって、ただの目安に過ぎないので、業者もプラットホームも守らなくてもいいんだという話なんです。法律上は。誕生日とか特定な予定に届けたいのであれば、実店舗を利用していただくことも必要かと思いますね」

   羽鳥「ちょっと今は、時間がかかるかもしれない状況です」

(カズキ)

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