サブカルチャーや政治、宗教など幅広い分野の論客として知られる社会学者の宮台真司さん(63)がきのう、自身が教授を務める東京都八王子市の都立大学南大沢キャンパス内で刃物で切り付けられた。病院に搬送され重傷だが命に別状はないと、30日(2022年11月)の「めざまし8」#NewsTagコーナーで倉田大誠アナウンサーが伝えた。
「動機は分からないが...」
通報はきのう午後4時半前、「男性が顔を切られた」と110番があった。宮台氏は首にも複数の切り傷が。犯人は20代から30代、身長180センチぐらいの男で、黒っぽいジャンパーとズボン姿。待ち伏せしたとみられ、徒歩で逃げたという。
倉田「待ち伏せということで、犯人と(宮台氏との)面識も気になるけれど?」
キャンパスは騒然とした。「構内放送で不審者が侵入したので、廊下やエントランスにいる学生は教室へ入ってと言われました」「怖い。早く捕まえて」と学生たちが話す。警視庁は殺人未遂事件として捜査を始め、宮台氏が「うしろから殴られた。男と面識はない」と話していると報じた新聞もある。
司会の谷原章介「学問の場の凶行。強い憤りを覚えます。動機は分からないが、反対意見に力を行使するのなら許されない」
大学は、きょうは職員を配備して通常通りの授業をするそうだ。
(あっちゃん)