W杯、元難民選手の活躍と「勇気あるパワーワード」 長谷川ミラ「かっこよかった」

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   元難民選手の活躍を、30日(2022年11月)の「めざまし8」はサッカーワールドカップ大会の話題に取り上げた。「世界の祭典」に、その世界が置かれた現状の一端がのぞいた。

  • サッカーW杯と世界の現状の一端(写真はイメージ)
    サッカーW杯と世界の現状の一端(写真はイメージ)
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カナダサッカー協会も称えた

   27日のカナダ対クロアチア戦。開始1分、カナダ代表のアルフォンソ・デイヴィス選手がカナダの初ゴールを決めた。「初ゴールは彼でなければならなかった」とカナダサッカー協会が称えたのは、「私の家族はすべてをリベリアに置いたまま安全を求めてガーナに避難した」とデイヴィス選手自身が語る過去があるからだ。

   西アフリカのリベリアは難民79万人が出た内戦の国。デイヴィスは難民キャンプで生まれた。5歳でカナダに移住すると、サッカーの才能が開花し、カナダのプロリーグからヨーロッパの名門・バイエルン・ミュンヘンへ。俊足のサイドバックとして2020年、世界チャンピオンズリーグ初制覇に貢献した。

   ワールドカップの初出場初ゴールも、クロスボールに俊足を活かしてのヘディングシュートだった。カナダのでもガーナでも「難民に勇気」と話題が盛り上がった(試合はクロアチア4―1カナダ)。

   倉田大誠アナウンサー「ただのゴールじゃないですよ。気持ちも思いも歴史もすべてをふくんだ瞬間だったと思います」

   司会の谷原章介「スポーツの力を感じさせるゴールでした。出自に関係なく本人の能力でどこまでもいけるんだという希望になります」

   長谷川ミラ(モデル)「コメントの中で『夢がかなわないなんて言わせない』とおっしゃっていました。勇気あるパワーワードで、かっこよかった」

   永島優美アナウンサー「すごいなーって思いましたね」

(あっちゃん)

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