世界が注目、観客席から「Dear My BOSS 休暇をありがとう」 「めざまし8」が直撃した「上司」の一言

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   サッカーW杯カタール大会を現地で観戦中の日本人サポーターが掲げた、一枚のポスターが世界中で話題になっている。「Dear My BOSS Thank you For MY 2 WEEK OFF!(親愛なるボスへ 2週間の休暇をありがとう!)」。NTT東日本神奈川事業部で働く坂本一平さんが書いた。きょう29日(2022年11月)の「めざまし8」が取り上げた。

  • FIFA公式ツイッターにアップされた「Dear My BOSS」
    FIFA公式ツイッターにアップされた「Dear My BOSS」
  • FIFA公式ツイッターにアップされた「Dear My BOSS」

FIFAも公式ツイッターに写真をアップ

   坂本さんは、今月23日の日本対ドイツ戦を観戦した際、観客席で、スケッチブックを破いたような紙に書いたメッセージを掲げた。仕事を休んでW杯を満喫していることについて、上司に感謝する思いを込めた。

   この写真が、「すべての上司にこの言葉を送りたい」というメッセージとともにFIFA(国際サッカー連盟)の公式ツイッターに掲載され、世界中から14万件をこえる「いいね」がついた。

   FIFAの投稿の2日後、今度は坂本さんの勤務先であるNTT東日本が公式ツイッターで「Please enjoy your vacation and the World Cup! From your boss(休暇とワールドカップを楽しんでください!あなたの上司より)」と返信ツイート。これに対し、「紙きれ一枚が世界中の目に留まる すごいぞワールドカップ すごいぞNTT東日本の社員さん!」「休暇にもかかわらず所属企業のイメージUPに貢献してしまいましたね」など多くのメッセージが寄せられたという。

   世界中から注目されることになった当該「BOSS」は、女性の課長さん。番組の取材に対し、「こんなメッセージを書いてくれて嬉しいような、ちょっと恥ずかしいような」と笑い、「制度的には休むこと自体は特に問題はないので、行くのであればその分ちゃんと準備をして、タイミングをみて行ったらいいんじゃない、という話をしました」。

   坂本さんは「最高の試合(日本対ドイツ)を見られたことも、FIFAに取り上げてもらったことも、すべてはボスのノリのおかげなので、本当にもう頭が上がらないです。帰ったらめっちゃ働きます」と笑顔で話していた。

   MCの永島優美アナウンサー「こんな優しい上司がいる会社に入りたいと思った学生さんは多いのではないでしょうか」

   立岩陽一郎(ジャーナリスト)「英語のメッセージやツイートのやり方が洒落ていて、それが世界に評価されたのは嬉しいですね」

   MCの谷原章介「こういうことが普通、と言える社会になるといいですね」

(キャンディ)

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