五輪談合事件で電通などに容疑 石田健「全体的に突きとめられる必要」指摘

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   28日(2022年11月)の「スッキリ」は「今朝の1面」特集で、東京地検特捜部などが五輪テスト大会談合の疑いで電通本社などを家宅捜索(25日)したことや、北朝鮮の金正恩総書記の娘が再登場したことを取り上げた。

  • 「スッキリ」番組ツイッターより
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独占禁止法違反の疑いで家宅捜索

   東京五輪・パラリンピックのテスト大会事業に関連して行われた複数の入札で談合したことをめぐり、東京地検特捜部と公正取引委員会は、電通や組織委員会元幹部の自宅などを、独占禁止法違反の疑いで家宅捜索した。入札は計26件実施され、電通など9社と共同事業体ひとつが、総額約5億3000万円で落札した。このうち半数以上が1社のみの入札参加となっていた。入札が全く意味をなしていなかった。

   東京地検などは、入札実施前から落札する企業が決められていたとみて調べている。

   コメンテーターの石田健・The HEADLINE編集長は、「スポーツとカネ、あるいは1個人、1企業の不正というよりは、半分パブリックな、公共の事業なので、こうした大規模なお金の動きは、全体的に突きとめられる必要があると思います」。

   朝鮮中央テレビは昨日27日の放送で、金正恩総書記が、新型ICBM「火星17」開発に携わった科学者らとの記念撮影に、娘とともに参加したことを伝えた。

   娘の呼び方が「愛するお子様」から、「尊いお子様」に代わった。金総書記の肩に手を置いたり、開発者らに拍手をする姿も映し出され、より権威付けを図る狙いもあると見られている。

   金総書記の娘の姿は、今月19日に初めて公開され、韓国の「国家情報院」は、第2子の「キム・ジュエ」との見方を示している。

(栄)

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