ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系)11月23日(2022年)放送の第8話で、ついに殺人鬼「LL」の正体が判明。一方で真犯人が他にもいることが明かされ、ツイッターなどでは混乱の声と考察が盛り上がった。(ネタバレあり)
実家に戻った「B一」こと浦島エイジ(山田涼介さん)は、養父の亀一(遠藤憲一さん)に、二重人格であることを告白。そしてLLはまだ生きているとして、「痛みを感じないからこそ逆に痛みに執着し、拷問殺人を繰り返してたんだと思う」と話した上で、「例えば、こんな風に」と、ナイフで亀一の手を突き刺した。
「もう一つの殺人について...」
手からは血が流れたが、顔色一つ変えない亀一を、エイジは「お前だったんだな。殺人鬼LLは」と睨みつけた。
エイジの父、八野衣真(早乙女太一さん)は、売春クラブ「ホワイトラビット」で働いていた女性を逃がそうとしていた。真が夜逃げを手配し、その協力者として、女性たちの新しい土地での生活の手配を真の保護司だった亀一が請け負っていた。しかし亀一は真が助けた女性たちを手にかけ、その罪を真になすりつけたのだ。
亀一は「大したもんだ。それでこそ私の息子だ」と、エイジの追及内容を認めた。
次週11月30日放送回が最終回ということで、予告では「嘘だー!」と絶叫するエイジ、泣き叫ぶ雪村京花(門脇麦さん)、「何だこの結末は!」と取り乱す亀一が映った。
さらにエイジが逮捕され、法廷で「もう一つの殺人について話をしなければなりません」と証言する姿も。テロップでは「最後の殺人」「誰が犯人で、誰が被害者か」「もう一人の真犯人」と表示され、最後にエイジが誰かに「殺したいのはお前だ」と言い放ったところで終わった。
LLの正体が亀一だったと明らかになったが、作品内にまだ犯人がいることがわかり、ツイッターなどでは混乱とともに「真犯人」の考察が過熱。
「もう1人の真犯人ってまさかエイジくんだったりする!?!?タイトルでそんな気が...」
「最終話でまだもう一波乱あるとしたらタイトル回収的な意味でエイジくんが...ってなりそう」
など、「親愛なる僕へ殺意をこめて」のタイトルからエイジの別人格を疑う声が目立っているほか、
「まさかとは思うけど、ナミ(川栄李奈)...闇落ちしないでね」
「残るはお母さんくらいしかいなくない??もぉー誰よ???」
といった予想もみられる。
(TT)