黒沢かずこと若林正恭の「結婚」トーク 生活・笑いとの関係とは

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   オードリーの2人がMCを務め、今注目の有名人と「打ち合わせナシ」のフリートークを繰り広げる「あちこちオードリー」(テレビ東京系)。11月23日(2022年)放送のゲストは、女性トリオの時代を築いた森三中。3人が経験した「今だから話せる」過酷するぎるロケの裏話で盛り上がる一方、黒沢かずこさんと若林正恭さんによる「結婚とお笑い」のトークにも注目が集まりました。

   番組の終盤に「みなさん結婚されたじゃないですか? お子さんもお生まれになって。そんなこと20代のときに考えていましたか?」と切り出した黒沢さん。「全く考えていなかった。30代でも1秒もない」と若林さんが答えると、「やっぱ40歳の壁、えー!」と黒沢さんのテンションが一気に高まります。

  • 結婚そして生活、笑いとは…(写真はイメージ)
    結婚そして生活、笑いとは…(写真はイメージ)
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「恋愛っていうより生活だ」

   若林さんは40歳になった頃、ふと「俺、なんでこんな頑張っているんだろう」と落とし穴に落ちたような感覚になったのだそう。「春日とやっていきたい、という気持ちはあるけど、レジェンドになれる才能でもない」というモヤモヤを知り合いの放送作家に相談したところ、「それはもう、結婚ですよ」とアドバイスされ、コンパを開催してもらったといいます。

   ところが、コンパにやってくるのは28、29歳の若い女性だらけ。「『何歳までが彼氏の年齢の幅?』とか聞いたら、俺40歳なのに『35歳かな』とか、『おいおい、枠外じゃねーか』とか言ってる自分が本当に嫌で」と婚活を早々に諦めてしまいましたが、その後に出会ったのが、今の妻だったといいます。

   結婚を決めた理由を黒沢さんが聞くと、「奥さんが看護師さんで、自分のお弁当を俺んちで夜に作ってから寝てたんですよ。『恋愛っていうより生活だ』って思って結婚しようと思った」と若林さん。この回答に黒沢さんはその場で立ち上がり、「若さん、生活なんですよ!」と強く共感。黒沢さん自身も「結婚は生活」 と気づいたそうですが、それはつい最近のことで、「やっぱり(若林さんは)気づくの早いなー」と感心していました。

   「だって(結婚相手は)何にも面白くないじゃないですか。芸人さんだったら面白いこと言ってくれるのに。でもそんなの関係なくなってくる。20、30代の時は思わなかったじゃないですか」と黒沢さんが畳み掛けると、若林さんは「そうですね。逆に違う面白さですね。周りの友達がYouTuber観ててとか、ニューヨークが流行ってたりとか、あーそうなんだみたいな。そっちの面白さ」と、結婚によって違う世界が広がったことを語ります。

   一方の黒沢さんも最近、4人家族の友達家庭に遊びに行った際に、全然面白くないことを喋って笑っている親子を見て、「笑いってそこなんだ。ツッコんだとかじゃなく、こういうことの方が大事なんじゃないかな」と気づいたのだそう。「大島さんと村上さんは20代の頃から『結婚したい、子どもが欲しい』と言ってて。こっち側からしたら『ふざけんな。お笑いが正義なんだよ。何がそんなクソ楽しくもないのを生活しなきゃいけないんだ』って思ってたけど、やっと最近40歳過ぎて気づいたっていう話だよ」と締めくくりました。

   実はこの番組が放送された時間は、「FIFAワールドカップカタール2022」日本‐ドイツ戦の真裏。名物プロデューサーの佐久間宣行さんは、「昨日のサッカーの裏だったので、ご覧になれていない方も多いと思います。森三中が最高なのと、最後の若林くんと黒沢さんの会話がすごく好きなので、ぜひ!」とツイートしていました。

(Hibunny)

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