「大金星 ドイツに歴史的勝利!」のテロップ文字を画面に掲げて、サッカーワールドカップ日本代表の第一戦を24日(2022年11月)のめざまし8はほぼ全面的な番組展開で伝えた。
「見ていて喉がガラガラですが...」
司会の谷原章介はカタールの試合会場から「やりました。見ていて喉がガラガラですが、これはコロナではございません」「ゴールの瞬間は国籍も関係なく、ドイツ国旗を持った人まで大喜びの混とん状態でした」と声を張り上げた。
スタジオの永島優美アナウンサー「やりましたあ。日本も大盛り上がりですよ」
その「ドーハの歓喜」までの一日を、めざまし8は追っていた。
試合の8時間前からドーハの会場前や最寄り駅には日本人サポーターが早くも集まり始めた。「勝利のためには当たり前です」と、青いユニホームを着た男性。ドイツサポーターはほとんどおらず、観光地の市場に食事や散歩する姿があった。
渋谷のスポーツバーも、ぎっしりのサポーターが試合開始前からニッポンコールで盛り上がった。渋谷ディスカスの特設会場は、前半31分、ペナルティーキックから先制されると、「ア~」の声とニッポンコールが湧いた。後半30分の同点ゴールには「ウオー」の叫びが。38分の逆転ゴールでボルテージは最高潮に。渋谷の街はお祭り騒ぎで、警察官が出動し、DJポリスが「合図にしたがってお進みください」と呼びかけた。
試合終了は午前0時近かったが、終電間際の渋谷駅はむしろ人が少なく、スクランブル交差点は「とてつもない密集度」(取材ディレクター)だった。「歩いて帰ります」「みんなでオール(ナイト)します」と若い男女が話していた。
谷原「まさか後半、逆転巻き返すなんて想像もしなかった。コスタリカ戦前に帰りますけど、なんとか見て帰れないかなあ」
(あっちゃん)