「城塚翡翠」で「相棒」オマージュ? 鐘場(及川光博)への言葉が「神戸尊やないかい!」

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   11月20日(2022年)にスタートした「invert(インヴァート) 城塚翡翠 倒叙集」(日本テレビ系)で、他作品のオマージュと思われるシーンがあり、ツイッターなどで盛り上りをみせた。(ネタバレあり)

   物語の最初に犯人と犯行の様子が明かされ、事件解決まで犯人目線で話が進む「倒叙ミステリー」仕立てのドラマ。初回はシステムエンジニアの狛木繁人(伊藤淳史さん)が、自身が勤めるIT会社の社長、吉田直政(長田成哉さん)を殺害する場面から始まった。

  • 日曜ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』に出演する及川光博さん(C)日本テレビ
    日曜ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』に出演する及川光博さん(C)日本テレビ
  • 日曜ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』に出演する及川光博さん(C)日本テレビ

「ミッチーが好きすぎて新しく書きました」

   事件の直後から隣に引っ越してきたという体で繁人に接近していた城塚翡翠(清原果耶さん)は、会社まで押し掛け、繁人のアリバイを確認していた。

   翡翠が会社から出ると、警視庁捜査一課警部補の鐘場正和(及川光博さん)が新聞で顔を隠して待っていた。翡翠が「あら、これはこれは警部補さん。心配性ですね」と声をかけると、正和は「よくわかったな。しかも『警部補』を強調しやがって」と言い返した。正和は「透明な悪魔」による女性刺創連続殺人事件の結末を受けて捜査一課を離れていたが、最近ようやく戻ってきたのだ。

   翡翠が

「他意はありませんよ。わずか半年で無事に捜査一課に戻れてよかったじゃないですか。世の中には警視から警部補に降格するだけにとどまらず、窓際の部署に飛ばされてしまう人もいるんですから」

と気休めを言うと、正和は「窓際?そりゃよっぽどのヘマをやらかしたんだろうよ」と笑う。翡翠が「鐘場さんみたいに?」と軽口を叩くと、正和は声を上げて笑った後、「はぁ...」と溜息をついていた。

   正和役の及川さんは、「相棒」シリーズ(テレビ朝日系)で2代目相棒の神戸尊を演じていた。尊は警視庁のエリート官僚だったが、上層部の指示により警視から警部補に降格、左遷という形で「窓際部署」である特命係に配属された。

   及川さん演じる正和に対し、翡翠が尊のキャラクター設定のような言葉をかけたことで、ツイッターなどでは

「『警視から警部補に降格するだけにとどまらず窓際の部署に飛ばされてしまう人もいるんですから』これって神戸尊やないかい!ww局を越えてのミッチー!」
「神戸君!!!神戸警部補のことですね!!翡翠さん!翡翠さーーん!ありがとうございます」 などと盛り上がった。

   原作の相沢沙呼さんも、放送終了後に

「基本的にパロディは翡翠のミステリオタク感を再現するため原作からある描写なのですが、ミッチーのところだけはミッチーが好きすぎて新しく書きましたすみません......」

と、尊を意識したことを匂わせるツイートを投稿している。

(TT)

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