「馬鹿なこと言ってんじゃねーよ」 加藤浩次、W杯「日本弱い説」に大反発

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   中東で初めてカタール開かれたサッカーW杯が日本時間21日(2022年11月)午前0時、首都ドーハで開幕した。日本(FIFAランク24位)の予選リーグ(上位2チームが決勝リーグ進出)の相手は23日の初戦のドイツ(W杯4度優勝、同11位)に始まり、コスタリカ(同31位=27日)、スペイン(同7位=12月2日)と強豪ぞろい。「日本は一番弱い」(スペイン)などと口をそろえる3国に対し、「スッキリ」MCの加藤は「馬鹿なこと言ってんじゃねーよ」と、早くも闘志?をむき出しにした。

  • サッカーに熱い注目が集まる(写真はイメージ)
    サッカーに熱い注目が集まる(写真はイメージ)
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「32泊33日で約300万円はかかっている」人も

   長友佑都選手(36)は「ドイツ戦は何が何でも勝つために戦いたい」。鎌田大地選手(26)は「ベスト8以上を目指している」。キャプテンの吉田麻也選手(34)は、「ドイツ戦で勝ち点奪って、一気に主役に躍り出たい」。

   開幕戦では開催国カタールがエクアドルに0-2で敗れる波乱の幕開けとなった。MCの加藤浩次は「開催国が開幕戦で敗れるのはW杯史上初めてですよ。波乱の予感ですね」。「今度の日本チームは歴史上一番強いと言われます」。ただ、ドイツメディアは「(日本を)恐れる必要はない」。加藤「馬鹿なこと言ってんじゃねーよ。なめてんじゃないよ」。日本代表の26選手のうち、8選手がドイツでプレーしている。ちなみに、コスタリカの新聞は「(日本が)セットプレーに弱いのは明白だ。簡単に違いを見せられるだろう」。加藤「冗談じゃないよ」。スペイン紙は「日本は一番弱いライバル。勝ち点3を手にしている」。加藤「スペインとやるのは、3戦目だよ。まあ、言わせておこうか」。

   カタールでは2010年に招致が決まってから、空港や地下鉄が造られ試合会場8カ所のうち7つのスタジアムが新設された。英国のガーディアン紙は21年2月、インドやパキスタン、ネパール、バングラディシュ、スリランカからの移民労働者が、カタールでの建設工事などに関わり、10年以降で6500人以上が死亡した、と伝えた。オーストラリアの選手らは、「カタール開催が、数えきれないほどの仲間を苦しめ傷つけていることを知りました」と、移民労働者の待遇改善を訴える映像を公開したほか、非難が相次いだ。

   一方で、パブリックビューイング会場で売られるビールは500ミリリットルで50カタール・リヤル(約2000円)。応援にきた日本人サポーター岡本さんは「32泊33日で約300万円はかかっている」。日本代表の試合を含め、12試合観戦する。宿泊しているコンテナ型の仮設施設は1泊2万8000円。「思った以上に住み心地が悪い」。置きエアコンはあるが「日中16度でガンガンにしても部屋は冷えない。風を直風で浴びながら過ごしてる」。現地は11月でも30度超え。シャワーと洗面台を使えば、両方の脇から水漏れ。「満室だから部屋は変えられない」。「ふつうに歩いていれば、砂が目に入るし、靴やズボンも砂まみれ」。来月からはクルーズ船に泊まるそうだ。

(栄)

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